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概要

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ACTIVEGRADUATE活躍する卒業生私達の使命は人々のために役立つ公務員になることです。海上保安官・第十管区日南振徳高校出身松下誠也海上保安庁の役割・治安の維持・海上防災・海洋環境保全・海上交通の安全確保・国内外機関との連携・協力・海難の救助海上保安庁に所属し、日本の海を守る仕事を行うのが海上保安官です。海上保安官は特別司法警察職員と呼ばれる警察官の一種です。海上保安官になるまで高校卒業してビジ公に入学。高校の時はサッカーをしていて体力には自信があったということもあり、当初は消防士を目指していました。1年目で消防官の試験に合格したものの、肩を痛めてしまって断念。再度勉強を開始した年の5月に海上保安官の試験があり、無事合格しました。その年の10月に京都・舞鶴にある海上保安学校に入校。学校では機関科へ進み、エンジンのことについて勉強。基本的な知識や修理の仕方を勉強し、4級海技士を取得しました。また、溺れている人を助けるための遠泳訓練など救難訓練も行いました。また、もやい銃(船を曳航するための)の打ち方も習いました。24時間態勢で海を守海る上保安学校を卒業レ海上保安官として日向海上保安署が最初の赴任地でした。その後、地元の宮崎海上保安署にも赴任しました。現在の仕事は、船によって業務が異なるのですが、救難・言備の両方を行う船に配属されています。北は大分県、南は佐土原、西は高知県のあたりまで管轄になっており、場合によっては夜間でも緊急出航があります。24時間態勢で海を守るため、5日出航して、2日休んだりと勤務体制はさまざま。ただし緊急時のときは例え休みでも駆けつけなければならない時もあり、さらに鹿児島辺りまで出航することもあります。いくつもの救難を経験主に言備と救難があります。警備は、密漁の取り締まりや海上犯罪取り締まり。テロ対策をはじめ、麻薬密輸や密航対策などです。救難は、もやい銃を相手の船にめがけて放つ曳航での任務や転覆船の対応、溺れている人の救助を行います。赴任してからこれまでの間、ニュースになるような救難をはじめ、いくつもの任務を経験しました。海上保安官としてのやりがい海上保安官としての仕事は、想像をしていたものとは全く違い、実践となると大変な環境です。任務を成功させるには、訓練とスキルの積み立てをしておかないといけないと思います。それがうまくいったときは本当に達成感があり、やりがいを感じよすね。今、海上保安官を目指している人も泳ぎが苦手だからという理由であきらめる必要はないと思います。訓練で泳げるようになって、みんな卒業していくので心配しなくても良いですよ。それと私の好きな言葉で「夢はかなえられないものじゃない。かなわないのは夢から逃げているからだ」というものがあります。それを思って夢に向かって勉強を頑張ってほしい。怖がらずに挑戦してほしいですね。