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概要

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旧年中は、大変お世話になりました。町民の皆さまには平成26年の新春を健やかに迎えられたことと心よりお慶び申し上げます三股町長木佐貫辰生謹賀昨年11月、フィリピンに甚大な被害をもたらした台風30号は、あらためて自然の猛威や災害の恐ろしさを強く印象付けました。日本では、東日本大震災以降も地震、台風、集中豪雨、竜巻などの自然災害が頻ひん発ぱつしています。最近の災害や予測される南海トラフ巨大地震を思うと、「常在危機」の覚悟で備える必要性を再認識致しました。さて昨年を振り返りますと、1月の宮崎県市町村対抗駅伝競走大会「町村の部」で3連覇の偉業を達成。「アスリートタウンみまた」を掲げる本町にとって輝かしいスタートとなりました。三股中では、駅伝部女子の県大会優勝、同部男子の同大会準優勝、また女子剣道などが活躍。さらに湯場忠志選手(本町出身)のプロボクシング日本王座5階級制覇、延岡学園の横瀨貴広投手(本町出身)の甲子園準優勝や、スポーツ少年団の活躍などが、町全体に活気を与えてくれました。文化面では、町立文化会館が「平成24年度地域創造大賞(総務大臣賞)」を受賞。これは県内初の快挙です。平成13年の開館以来、劇団こふく劇場と連携した「みまた座」や「まちドラ!」など、実験的で創造的な活動が地域づくりに貢献していると高く評価されました。まちづくりでは、一昨年から中心市街地の活性化策として取り組んでいる塚原団地B棟が完成。子育て世帯が多く入居し、三股小の児童増につながっています。なお本年度は町制施行65周年・三股駅開設100周年に当たり、ふれあい中央広場の整備や駅前ロータリー改修を実施しました。そして防災、減災、防犯による「安心・安全なまち」を目指し、防災行政無線のデジタル化や防犯灯のLED化に2カ年事業で取り組んでいます。また災害時要援護者対策として、町全域の対象者を把握し、支援計画を策定中です。地域経済活性化・環境対策としては、「住宅リフォーム助成」「太陽光発電設置補助」「公共下水道事業の区域見直し」を実施。また過疎対策として、長田地区に町営住宅を建設中です。子育てでは、保育園の改築支援やファミサポ「たんぽぽ」の会員拡大、放課後児童クラブの時間延長など、支援の充実に努めています。そのほか、都城市と共同で取り組むクリーンセンターや医師会病院などの建設は、来年の本格稼動・開設に向けて事業が進行中です。このような子育て支援や生活の利便性などが評価され、本町人口は増えていますが、一方で高齢化が進み、これに伴う医療、介護、福祉の負担増や、ほかにも支部加入促進、空き家対策、中心市街地の活性化・過疎対策、ごみ減量化、TPPなど、各種課題があります。平へい坦たんな道のりではありませんが、町の将来像「自立と協働で創る元気なまち三股」を実現するため、昨年6月施行の「まちづくり基本条例」を踏まえ、町民の皆さまとの交流・対話を重ねながら、ことしも積極的(アグレッシブ)にまちづくりに取り組みます。皆さまのご支援、ご理解をよろしくお願い致します。2PublicRelations