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概要

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普段の生活において、心の健康を保つにはどうしたらいいのでしょうか。「衣(癒い)・食・住」の専門家として活躍する本町在住の東幸代さんに話を聴いてきました。ラInterviewイフスタイルコンシェルジュ東幸代さん(上米)日々のストレスは、すぐに解消できませんが、ちょっとした工夫で緩和できます。「衣(癒)・食・住」に分けて説明します。まず「衣(癒)」について。肌身に付ける衣類は、静電気を帯びる化学繊維製などを避け、天然素材の物を選びましょう。体内に静電気がたまると、「気」の流れを阻害するため、疲れやすくなったり、さまざまな不調の原因となります。続いて「食」。ストレスの多い人、うつの人に共通するのが、おなかの張りや硬化という特徴。「ストレスで胃が痛い」という通り、まず胃腸障害が出ます。そこで、なるべく内臓にもストレスをかけない食べ方、食べ物の選択をしなくてはいけません。そのために必要な食べ物は伝統的なみそ汁やご飯です。また、急激に血糖値が上がるような白砂糖のたくさん入った甘い物やジュースは避けてください。これらは気分の浮き沈みにつながります。どうしても気分がめいってしまうときは、ハーブティーがお薦め。海外でうつの治療にも使われる「セントジョーンズワート」「オレンジピール」などが代表的です。オレンジピールは「陳ちん皮ぴ」といって、漢方や薬やく膳ぜんでも使われます。最後に「住」。リビングや職場の机に、花や観葉植物などを置いてみましょう。「緑」色は、安定・安心感を与える力があり、かつ心身の疲れを癒やしてくれます。植物を置くことで、マイナスイオンも発生します。気分が落ち込んでいるときは、花など飾る余裕もありません。緑を生活に取り入れ、心と時間の余裕を持つのもよいのではないでしょうか。●いつでも心にともしびを「自殺」は周囲の人たちにも深い心の傷を残します。悲しみの連鎖を止めるためにも、身近な人のいつもと違う様子に気付いたとき、傍観者となるのではなく、「気付く」「話を聴く」「つなぐ」「見守る」などの具体的な行動を起こすことが求められています。平成19年6月8日に閣議決定された自殺総合対策大綱の中で、「自殺は追い込まれた末の死」「自殺は防ぐことができる」「自殺を考えている人は悩みを抱え込みながらもサインを発している」という自殺に対する三つの基本認識が示されています。全ての人、そしてあなたの大切な人の心に「希望の明かり」をともし続けるために、一人一人ができることから始めてみましょう。相談機関連絡先心が苦しいときは一人で悩まず、お早めにご相談ください。●こころの電話月~金曜午前9時~午後7時?0985?32―5566●自殺防止電話「ライフネット宮崎」月・火・木・土曜午後7時~11時?0985―28―2555●NPO法人国際ビフレンダーズ宮崎自殺防止センター日・月・水・金曜午後8時~11時?0985―77―9090●チャイルドライン月~土曜午後4時~9時?0120―99―7777●都城保健所?23―4504【精神科医による心の健康相談】毎月第3木曜午後1時30分~4時(要予約)※保健師による相談は随時受け付けます●町福祉・消費生活相談センター月~金曜午前9時~午後4時?52―0999●町福祉課社会福祉係月~金曜午前8時30分~午後5時?52―1111(内線164)セントジョーンズワート(左)とオレンジピール(右)いつでも心にともしびを大切な人の笑顔を守るために広報みまた2013.29