ブックタイトルm25_201405150000_miyakonojo_k_h2604
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Smiling Faces of Miyakonojo優れた指導力で成果を上げた教職員を表彰する、文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞したのが、五十市中学校女子バスケットボール部顧問の横山祥子さん(年見町・43歳)です。横山さんは、平成17年に同校に赴任。指導する同部は、県大会や九州大会などで上位入賞の成績を収め、平成24年に出場した全国中学校体育大会では、県勢初となる優勝を果たしました。横山さんが、バスケットボールと出会ったのは、小学校6年生の時。当時通っていた小林市内の小学校で、スポーツ好きの両親の勧めもあってミニバスケットボール部に入部し、その後、中学、高校、大学と練習に汗を流しました。「選手としては、身長が低い。自分の弱点を長所に変えるため、自主練習にも人一倍打ちこみました」と、学生時代を振り返ります。中学時代の恩師に大きく影響を受け、2年生の時には、体育教師への道を志した横山さん。「情熱的で涙もろい、いつも生徒に寄り添ってくれる先生でした」と、恩師との思い出を話します。「学生時代に学んだことを生かし、子どもたちの人間力や可能性を伸ばしたい」と、子どもたちの体格やプレースタイルに合った練習を取り入れています。現在、小林中で指導したときの生徒が、五十市中まで指導に来るなど、横山さんのバスケットボールに掛ける思いに共感する教え子たちの協力もあり、各種大会では上位入賞の成積を残しています。「今回の受賞は、これまで関わってきた教え子たちと、その保護者の協力のおかげ」と話す横山さん。「情熱がなくなったら、生徒の前に立ったらいけないと思い、気持ちを奮い立たせています。これからも、生徒に寄り添い、指導者としてより一層学び、再び日本一への夢を追い掛けたい」とさらなる目標へ向い、まい進します。五十市中学校女子バスケットボール部顧問横山祥子さん情熱を忘れず、夢かなえる文部科学大臣優秀教員表彰受賞202014.4