ブックタイトルm24_201306051415_kobayashi_k_h2505
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16先ほどまでの和やかな雰囲気から一変、凛とした空気を身にまとい、和太鼓の前に立つ6人の若武者。真剣な眼差しで、和太鼓の練習に励むのは、喜躍太鼓「六奏」。今年3月にデビューを果たした和太鼓グループだ。自他共に認める個性豊かな面々は、今年36歳になる同級生6人組。彼らが目指すのは、ふるさとに元気を伝えること。代表の石いしぐま隈文ぶんた太さんは「太鼓はあくまで道具のひとつ。自己満足ではなく、観てくれる人たちに活力や、明日への元気を伝えていきたい。その過程で自分たちも成長していければ」とテーマを語る。発足のきっかけは、昨年7月。彼らの子どもたちが出演した北霧島太鼓チャリティコンサートに足を運んだときのこと。終盤に登場した一流の太鼓グループの演技を目の当りにし、衝撃を受けた。西にしたての立野義よしと人さんは「人生観が変わった」と語る。元々仲が良く、6人で何かしたいと話していた彼らは飲み会の場で即決。六奏が誕生し、8月から練習を176824喜躍太鼓六【きやくだいこむそう】・南西方3