ブックタイトルm24_201303311005_kobayashi_k_h2405
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「古事記編さん1300年」という言葉を最近よく耳にすると思います。日本最古の歴史書といわれる古事記(712年)、日本最古の正せいし史といわれる日にほん本書しょき紀(720年)、この2つを併せて『記き紀き』と呼ばれますが、今年(2012年)は古事記が編さんされてから1300年をむかえます。この2つの歴史書には、収録の年代に違いはあるものの、ともに天地の始まりから神々の世界の出来事と歴史書が編さんされるまでの天皇家の歴史が記されています。同じ時期に2つの歴史書が編さんされた背景には、当時の国家事情が深く関わっており、古事記は天皇家による支配の正当性を示すため国内向けに作られ、日本書紀は国家としての日本を示すための正史として国外に向けて作られたのではないかと言われています。事実、この2つの歴史書は同じ時期にも関わらず、書かれていることに違いが見られます。そして、宮崎県(日向の国)は、国くにう産み神話から天てんそん孫降こうりん臨、そして初代神じんむ武天皇まで記紀神話の中心的な舞台となっており数多くの逸話が現在も各地に残っています。また歴代天皇の治世と地方豪族との関係をうかがい知ることのできる遺跡なども数多く見られます。小林市でもいくつかの逸話と、それに関連する文化財が今もなお存在しています。次回から小林市にある古事記・日本書紀を文化財とともに紹介していきます。お楽しみに。16教育委員会国際交流WORLD花より団子???Vol.9「満開だ?!」と喜んだとたんに桜が散ってしまいました。ドイツでも桜は多く咲きますが、花見の文化はありません。もちろん「ワー、桜がきれいだ」と思う人は大勢います。日本では「桜はもののあはれ」と表す特別な花ですが、ドイツはそうではありません。ドイツで日本のように儚さや寂しさを例えるものといえば、鏡などになります。そういうわけで、桜を見ても、チューリップを見てもドイツ人にとっては一緒なんです。ドイツでは桜より可愛がられる花があります。それは、長くて寒い冬がそろそろ終わりますよと表すユキノハナです。これは見た目はデリケートですが、とても丈夫です。ドイツ語では「Sシュネーグレックッヘンchneeglockchen」と言います。「Sシュネーchnee」は雪で、「gグレックッヘンlockchen」は小さな鈴を意味します。雪がまだ積もっていても、太陽が少し強くなるにつれて、芽を出します。2月の中旬くらいから芽咲きますが、4月中旬まで雪が降ったり、積もったりすることもあります。ところで、小林の冬は寒いです。温度ではドイツの方が寒いですが、なぜかこちらの方がとても寒く感じます。湿気のせいでしょうか。ドイツの家は北海道の家みたいに壁が厚いので、冬は冷えないですし夏もそんなに暑くなりません。最近、小林は少し暖かくなってきましたが、寒がりの私にとっては、まだまだ寒いです。相変わらず、こたつの中で寝ています。早く暑くなってくれないでしょうか?■保健体育課℡22-7911■小林学校給食センター℡25-1287『シャネットの徒然なるままに』文化の足跡TRACES「小林市にある古事記・日本書紀1」~古事記編さん1300年をむかえて~Vol.45▲古事記・日本書紀の関連文化財ユキノハナ