ブックタイトルm24_201303311004_kobayashi_k_h2404
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野尻町三ヶ野山地区には、郷土芸能「鉦踊り」(市指定無形民俗文化財昭和53年11月10日指定)が伝えられています。浴ゆかた衣・袴はか・ま白しろたび足袋・草わらじ鞋・笠かさを身に付け、太鼓や鉦を打ち鳴らし、華麗に踊ります。今を去る八百有余年前、源氏と平氏が一の谷で戦いました。源氏方は敗れた平氏の残党を追討するため、九州日向までたどり着き、疲れ果ててこの地に住み着きました。苦しい山村生活の苦労を慰めるため、華々しかった一の谷の戦いを思い浮かべ、その様子を舞踊化したのが鉦踊りの始まりといわれています。現在、この踊りは鉦踊り保存会と栗須小学校文化財愛護少年団が伝統を受け継ぎ、郷土芸能フェスティバルや運動会などで、華々しく舞われています。小学校の子どもたちが伝統芸能を舞い継ぐ頼もしい後継者となっています。16教育委員会国際交流WORLD守しゅご護隊たいいん員!Vol.8私の実家から小林の家までは約9,333キロあります。その距離を、兄が彼女と一緒に越えて、私に会いに来てくれました。日本語の話せない兄たちにとって、初めての来日でしたが、素敵な思い出になったそうです。兄たちは大阪や京都を少し観光したあと、宮崎に来ました。金閣寺より、鵜戸神宮の方が気に入ったそうです(私もそうです)。三之宮峡がすてきな場所で感動しました(私も同感です)。兄の一番好きな日本料理は何だと思いますか?なんとカレーうどんだそうです(私と一緒なんですよ!さすが兄妹ですね)。さて、兄が来てくれたおかげで大変珍しい経験をさせてもらいました。それは消防署の案内です。兄はドイツで救急隊員を、兄の彼女は若いころ、消防士のボランティアをしていたので、二人とも興味を持っていたのです。しかし、兄の仕事について詳しく知らない私が、実は一番興味を持ってたんじゃないかと思います。消防士の皆さんがすごく親切で、根気よく消防署や救急車、消防車について説明してくれました。大変面白かったです。兄がおそらく一番驚いたのは、ドイツの救急車の中に立ったまま乗れるのに対して、日本の救急車は天井が低くて立つと頭が当たります。ところで、兄が日本で一番最初に覚えた言葉は「大きい」でした。理由は明らか。兄の身長は2メートルぐらいです。私も「大きい」とよく言われていますが、兄の横だと「小さく見えるね」としか言われません。小林の消防士はとても格好よくて親切です。兄がドイツに帰っても心配ないです。きっとこの人たちが守ってくれます。■保健体育課℡22-7911■小林学校給食センター℡25-1287『シャネットの徒然なるままに』文化の足跡TRACES「鉦かね踊り」~受け継がれる伝統芸能~Vol.44鉦踊り~郷土芸能フェスティバルにて~中央署の皆さんと。私の左にが兄とその彼女です。