ブックタイトルm23_ebino_k_h2501
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7 Ebino City Public Relations, 2013.1高齢者の皆さん夜間、出歩く時は明るい服装で交通事故の発生件数や死傷者数は減ってきていますが、全体に占める高齢者の割合は年々増えています。高齢者の交通事故で特に多いのは歩行中の事故です。高齢者の歩行中の事故は、夕方の暗くなり始めた時間帯に多く発生しています。この時間帯は、ドライバーから歩行者などが見えにくくなる時間帯です。歩行者が交差点や道路を横断するときに、「ドライバーから自分が見えるだろう」と思っていても、ドライバーから見えにくく、事故に至ってしまうケースがあります。夕方から夜間に出歩くときは、白っぽい服装をしたり、反射材をつけたりして、ドライバーの目につきやすい工夫をしましょう。高齢者の歩行中の交通事故でも、3分の1が交通ルール違反によるものです。「信号無視はしない」、「横断歩道では青信号でも左右の確認をしてから横断する」など、高齢者の皆さんも、初心にかえって交通ルールを守りましょう。最近では、高齢ドライバーの増加に伴って、高齢者が交通事故の加害者になるケースも増えてきています。加齢とともに、体力や反射神経、判断力などは変化していくものです。安全な運転をするためにも、自分を過信せず、交通安全講習会、実技研修、運転適正検査などを定期的に受け、自分の運転能力の変化をチェックしましょう。周囲のドライバーが高齢ドライバーに配慮することができるよう、70歳以上のドライバーには、「高齢運転者標識(高齢運転者マーク)」を付けることをお勧めします。自転車は車両の一部正しく安全な利用を近年、自転車の交通事故の割合も増えています。自転車乗用中の交通事故は、3分の2が自転車に乗る側の交通ルール違反によって起こっています。15歳以下の子どもでは違反のある者の割合が4分の3と、特に高くなっています。自転車の交通ルール違反で特に多いのは、一時不停止や安全不確認です。一時停止の標識がある交差点では自転車も一時停止をしなければなりません。一時停止や安全確認をせずに急に飛び出したり、急に曲がったりして事故が発生しています。また、左側通行を守らずに右側を逆走する、携帯電話を使いながら運転する、二人乗りや無灯火で運転したりすることなどが事故のリスクを高めます。自転車が関連する交通事故では、自転車が加害者となって歩行者にけがをさせるケースも少なくありません。自転車はだれでも気軽に利用できる身近な乗り物ですが、道路交通法では「軽車両」として位置づけられ、自動車やバイクと同じようなルールが定められています。違反した場合には、罰金も科せられます。また、自転車で交通事故を起こすと自動車の場合と同様に「刑事責任」と「民事責任」を問われることになります。交通事故を防ぎ、自転車を安全に利用するために、以下の自転車を利用する際の交通ルールとマナーをきちんと守りましょう。○自転車は車道が原則、歩道は例外○車道は左側を通行○歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行○安全ルールを守る・飲酒運転、二人乗り、並進の禁止・夜間はライトを点灯・交差点では信号遵守と一時停止・安全確認○子どもはヘルメットを着用