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概要

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6ドライバーの皆さん子どもや高齢者に優しい運転を道路を通行するのは、自動車だけではありません。子どもからお年寄りまでさまざまな年代の歩行者や自転車、バイクなども同じ道路を利用します。道路では、頑丈な車体をもち、スピードも出る自動車は一番強い存在です。自動車が他の道路利用者とぶつかった場合には、事故の原因が相手にあったとしても、相手に大ケガをさせる危険性があります。ドライバーの皆さんは、そうしたことを念頭において、道路では細心の注意を払うことが重要です。歩行者や自転車利用者の中には、横断が禁止されているところで道路を横断したり、信号を無視したりするなど、ルールを守らない人もいます。住宅街や学校、公園、公共施設の近くなどでは、子どもや自転車が急に道路に飛び出したり、子どもが路上で遊んでいたりすることがあります。住宅街ではスピードを落とし、歩行者や自転車に十分注意しましょう。交通死亡事故は夕方から夜間に多く発生しています。暗くなってきたら早めにライトを点灯し、安全運転を心がけましょう。【家の近くだからこそ慎重に】事故は不慣れな道ばかりで起きているものではありません。それほど大きな事故でなくても、電柱に車体をこすったり、縁石に乗り上げたりといった事故はドライバーの自宅付近で結構発生していますこ。れは、「ここはいつも車が少ない」などといった慣れから生じているものです。よく知っている、いつも通る道だからこそ、よく注意して慎重に運転をするように心がけましょう。子どもたちに身につけさせよう交通ルールとマナー子どもの交通事故は、歩行中、自転車乗用中に多く発生しています。その原因は、道路への急な飛び出しや、駐車・走行車両の直前・直後の横断、信号無視、自転車乗用中の安全確認や一時停止の怠りなどです。子どもの歩行中の交通事故の半数以上は、本人の交通ルール違反が原因で起こっています。子どもの交通事故を防ぐためには、子どもに道路にはさまざまな危険があることを理解させ、交通ルールをきちんと身につけさせることが重要です。子どもと一緒に、自宅周辺の道路を歩き、どのようなところが危ないか、なぜ危ないかを確認し、そのような場所ではどのようなことに注意したらよいかを、話し合ってみましょう。また、次のような交通安全の基本ルールを教え、身につけさせることも大切です。まずは大人が交通ルール・マナーを守る姿勢を見せ、子どものお手本になりましょう。●子どもとの約束交通安全ルール○道路に急に飛び出さない○道路を横断するときは、横断歩道や信号のある場所で○信号が赤のときには渡らない○信号が青になったら、左右をよく見て、車が来ないことを確かめて渡る○道路や車のそばでは、絶対に遊ばない