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概要

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18えびの市が実施している特定健診(国保加入者で40~74歳の人が対象)の受診率は、毎年少しずつですが向上しています。平成23年度の受診率は24・5%でした。しかし、宮崎県内で見てみると、えびの市は、25市町村中20位と、とても低い状況です。過去4か年の受診状況を見てみても、毎年必ず受診している人(継続受診者)は、わずか4・1%となっています。特定健診は、自分の健康状態を知ることができる上に、病気の早期発見につながる場合があります。特定健診を毎年受け続けていくことで、血液検査の結果から自分の体の変化を知ることができ改善していくこともできます。市では、特定健診受診者を対象に、毎月1回、市保健センターで健診結果説明会を開催しています。この説明会では、日ごろの生活習慣が血液検査の結果にどう影響しているかを知ることができ、ちょっとした生活習慣の改善方法も知ることができます。ぜひ、ご利用ください。平成24年度の特定健診は、1月31日(木)まで受診できます。まだお済みでない人はぜひ、受診しましょう。平成25年4月から受診できる各種健診、がん検診等の申し込みが平成25年2月上旬から始まります。各世帯へ申込書を送付しますのでお忘れなく申し込みください。文:高妻保健師いきいき!健康H e a l t h y L i f e特定健診で自分の体の状態を知ろうくらしのメモN o t e o f L i v i n g快適な生活を送るためには11月12日、都城消費生活センターで「健康生活支援講習会」が行なわれました。講師には、日本赤十字社職員が招かれ、「健康な高齢者を目指して生活するにはどうしたらよいか」が話されました。日本人の平均寿命は世界のトップクラスですが健康寿命と平均寿命には10歳近くの差があります。健康寿命と平均寿命の差を小さくするには、くらしの中で自分に合った健康法を取り入れ、運動、栄養、休養の調和を考えた快適な生活を送ることが大切です。高齢者は、加齢による体力、筋力、バランス機能の低下などによりちょっとした転倒などの骨折で寝たきりになる危険性があります。快適な生活を送るには、転倒しにくい環境を作る必要があります。それには、部屋の段差をなくし廊下やトイレに手すりや滑り止めを付けるなどの工夫が必要です。環境の整備だけではなく、自分の足腰を良い状態に保っておくことも必要です。いすに座っての片足上げや足首の屈伸、軽くスクワットをするなど少しの時間、からだを動かすことで足腰を良い状態に保つことができます。身近な人とコミュニケーションをとる時には、肩や背中に優しく触れてみてください。不安や心身の疲労などから生じるストレスの緩和に役立ちます。スキンシップと笑顔は手軽に出来るリラクゼーションです。文:くらしのアドバイザー小牟田由美