ブックタイトルm22_201403030000_kushima_k_h2603
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著:串間市民病院内科医師なかにしちひろ中西千尋健康マメちしきました。数多くの出会いが、私を「医師として」だけでなく「一人の人間として」も成長させてくれたと思っています。これまで出会った全ての人に、感謝しています。この串間で学んだこと、得たことを、今後の診療や医師としての人生に活かしていきたいと思います。あと、個人的な事ですが、この方々にもお礼を言わせてください。串間の飲食店や居酒屋の皆さん、今まで大変お世話になりました!本当にどのお店もおいしくて、それぞれに個性があって、今後食べる機会が減ると思うとさびしい限りです。以前分煙や禁煙を進めるべきだ、と生意気な意見を書きましたが、それもおいしい料理をタバコの煙で邪魔されることなく、じっくり味わいたいがためです。私かお店に来ても、嫌な顔をしないでくださいね(笑)。るくらいなら仕事する、という考え方の方もいらっしやるのだと思いますが、健康あっての仕事だとも思います。将来脳卒中や心筋梗塞を引き起こす、高血圧や糖尿病といった生活習慣病、がん…命を奪う恐ろしい病気ほど、自覚症状もなくゆっくり進行し、気づいた時には手遅れであることがほとんどです。これらの病気を早く発見するために、何より自分自身のために、一人でも多くの方が健診を受診して、そして病気が見つかったら面倒がらずに早期に治療を受けるようになることを、心から願います。この6年間、串間で医療に携わり、いろいろな人に出会い、いろいろな事を学び、成長させていただいたと思っています。同僚の医師達からであったり、看護師などのコメディカルの人だちからであったり、時には患者さまたちから学ぶこともありました。医学的知識や治療技術の事だけでなく、患者さまを診る中で、「生命」や「人間」について深く考えさせられる事も少なからずあり最後になりましたが、串間市民病院の今後の益々の発展を、心より祈っております。今まで本当にありがとうございました。退職にあたって、この6年間で心に深く残っているのは、お亡くなりになった患者さまたちのことです。中でも、健診をしっかり受けていたら、病気を早期発見できて、亡くならずに済んだと思われる方が少なからずいらっしゃった事は、医療従事者として悔やまれることでした。寿命であったり、どうしても救えない命もありますが、定期的に健診を受けていれば、こんな手遅れにはならなかったはずなのに・と臍をかむ思いを何度もしました。串間は一次産業の方が多いので、休んで健診を受け知っているからです。市民の皆さまからすれば、小児科医もおらず、夜間の救急医療体制が不十分などのご不満も多々あるとは思いますが、年々、大学医局からの医師派遣が縮小されていく中で、他の地域の病院に比べて当院が何とか最低限の医師数を保っていられるのも、院長の尽力があったからです。今後も厳しい状況の続く事が予想されますが、市民の皆さまにはご理解頂きたいと思います。最初に絶対に書いておかねばならないことがあります。それは、当院の黒木和男院長が、地域医療に貢献した人物をたたえる「医療功労賞」の、県表彰者に選ばれた事です1月21日付の新聞に掲載されていたので、ご存じの方もいらっしやるでしょう。我々医局員にとっても、誇らしい事です。なぜなら串間の医療の灯を守るため、医師確保のため東奔西走してきた黒木院長の姿を、我々は誰よりもこの目で見てきてよく串間市民の皆さま、こんにちは。市民病院内科の中西です。早いもので、鹿児島大学の医局から串間に派遣されて今年が7年目になります。・と、三年連続同じ書き出しでした。長い間串間にいたせいか、マンネリ化してしまいました。さて、私事で大変恐縮なのですが、この3月をもって、私は市民病院の常勤医を退職することになりました。そこで、今回の健康マメ知識は最後ですので、私の個人的な思いなどを書かせてください。