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概要

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名人に学ぶ伝統を受け継ぎたいしめ縄作りみんなで仲良く手作りしましたトントントンと、わらを打つ音と子どもたちの笑い声。今回は、赤池地区ゆめさきむらの有志で組織する『夢咲村』の皆さんによる『しめ縄作り体験』にお邪魔しました。市観光協会が主催するもので、今回で3回目。代表の中畑康弘さん(大束地区・赤池)は「赤池地区に代々受け継がれてきたしめ縄作りを、子どもたちに教えたいとの思いで続けています」と話します。地区では毎年、赤池神社の大きなしめ縄のかけ替えを行っています。「私たちも忘れてしまっているところがあって(笑)。年上の方に習いながら、子どもに教えています」と笑顔を見せます。30人の親子が参加した今回の体験。子どもたちは「分かりやすく教えてもらって、きれいにわらを巻いていくのが楽しかった」「一人じゃ作れないけど、友だちとのチームワークで作れるのが良かったです」としめ縄作りを満喫した様子。また一緒に参加した親御さんたちからも「子どもより八マってしまって(笑)。自分たちの手作りのしめ縄で良い年を迎えられそう」との声が聞かれました。夢咲村の皆さんは口々にこう話します。「子どもたちに教えるのは楽しいね。みんなの笑顔を見ると、こちらも元気をもらえます。ずっと続けていきたいですね」。子どもたちと地域とのふれあい。そこには昔ながらの懐かしい風景が広がっていました。夢咲村代表中畑康弘さんわらは、もちろん『赤池産』。上手に作るコツは『ひねり』を意識して力を込めて作ることです。