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概要

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子どもの頃から電車好き福島小学校教諭渡木康文さん毎日学校に行くまで電車を見ているような子どもでした。駅では、皆さんにかわいがってもらって。帽子をいただいて『駅長』っていうニックネームまで付けてもらいました(笑)。串間市内のスポット串間市内の駅舎には珍しいものが多いんですよ。福島今町駅や日向大束駅は、鉄筋化されていますが当時のままの造りなんです。また福島高松駅は『秘境駅』として知られていて。わぎわぎ訪れるマニアの方もいらっしゃいます。また、善田川にかかる鉄橋は撮影スポットにもなっていますよ。過去から未来へ日南線の思い出入社当初、日南線に乗車していました。車窓からの景色は30数年前とほとんど変わっていません。やはり思い入れのある路線ですね。串間には都城からのお客さまが多かった記憶があります。高松海水浴場や都井岬に行かれる方がたくさんいらっしゃいました。ニーズを守る少子化や自動車社会の進展で、鉄道利用者は年々減少している現状にあります。しかし、地域の皆さんにとっては生活路線として欠かせない存在です。通勤、通学、通院などで利用されるお九州旅客鉄道株式会社宮崎総合鉄道事業部長川原淳一さん客さま。そういった『鉄道が頼り』という方々のに二ーズを守ることが、公共交通機関である鉄道の使命であると考えています。広域的な観光ルート串間市に限らず、どの地域も人口減少に悩まされているのが現状です。観光客をはじめとする交流人口を増やすことが課題です。その際の『入口』は多いほうが良い。今後は、鉄道利用はもちろん、バスやレンタカーなどと組み合わせた企画など、広域的な観光ルートの模索が求められています。地域とともに当然ですが、沿線地域に活気がなければ乗客も増えません。地域が元気でなければ、私たちも元気でないんです。当社としても、まちおこしや沿線の開発、観光の活性化には積極的に協力していきたいと考えています。残してほしい路線私が一番好きな瞬間があります.電車の汽笛でまちが目覚めていく光景。なくしてはならないものが、そこにはあると思います。日南線は、絶対に残してほしい路線の一つです。