ブックタイトルm22_201312090000_kushima_k_h2512
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次世代を担う私たちがこの地域を支え育てていただいた方へ恩返しがしたい創立90周年記念式典1月9日に、市文化会館で福島高校の創立90周年記念式典が行われました。式典にはたくさんの来賓の方や地域の方々が来てくださいました。フィナーレでは女学校時代の校歌を歌うなど、普段ではできない貴重な体験をすることができました。私はこのような記念すべき年を、福島高校の政徒として迎えられたことに心から感謝しています。恩返しがしたい私たち福島高校政は、将来この地域を支え、国を支え、人を支えられる人間として、日々成長し、自分たちの夢実現のためにこれからも歩んでいきます。それが、次世代を担う私たちに課せられた使命でもあり、この学校を残していただき、育てていただいた皆さんへの恩返しだと思います。創立90周年記念事業として、福島高校の足跡や先輩方の偉業などを展示した「歴史資料室」を設置しました。どなたでも自由に見学できます。ぜひお越しください。なお、現在も歴史のある次貝料を募集しています。卒業政の方で、提供できるものがごぎいましたらご連絡ください。地元の子どもを地元で育てる串間市唯一の高校として地元の発展に貢献する人材を育成することが本校の使命です小規模校の特徴を政かして本校は、1学年3学級の小規模校です。小規模校の特徴として、生徒同士が『みんな仲間だ』という絆の強さがあります。クラスや学年の垣根が低く、生徒会活動も活発。また、生徒と先生との関係性もそうです。私たちは、関わりのある生徒もそうでない生徒も一人の福島高校政として見守っています。また、小規模校だからこそ、少人数指導や個別指導など細やかな指導を行うこともできます。地元のほうが『伸びる』福島高校政が『伸びる』があります。のには理由まず、地理的にも精神的にも『近い』ということが時間のゆとりにつながります。それが心の余裕を生み、何かに挑戦しようという気にさせるのです。また、先ほど話した小規模校の特徴である『みんな仲間』というところにも結びつきます。人は、仲間がいると挑戦しようと思うものです。一人だと諦めてしまうけれど、仲間の存在が背中を押してくれ、もし失敗しても受け入れてくれると安心させてくれる。だからこそ本校の生徒は挑戦して、成長していくのです。『伸びる』ということは、今までできなかったことができるようになること。つまりは挑戦して成長することなんですよ。学力だけじゃない『人間力』本校では『表現力』の育成に力を入れています。この『表現力』つまりコミュニケーション能力は、社会人としての基礎として必要不可欠な『人間力』の一つです。あいさつはその第一歩。本校の生徒はあいさつがとても良い。今年の生徒総会で「あいさつ日本に」の公約を掲げ、目標を3つ、具体的に決めました。「こうしなさい」と言われてからやるのではなく、生徒たちが自ら行動し、自分たちで達成しようとしていることに意味があるのです。存続のために平成20年の通学区域撤廃の影響もあり、昨年度は、市内の中学3年生172人のうち、約半数は市外の高校へ進学しています。1学年120人の本校は定員割れ。県内で高校再編整備が進み、本校も統廃合の対象となる可能性