ブックタイトルm22_201305170001_kushima_k_h2505
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『埋火』会員の皆さんています。会員の皆さんからは「作品を発表するときは、どう評価されるか緊張しますが勉強になります」「『埋火』の良いところは作品の多様性。他分野の先生方の意見を自分の作品に還元できる貴重な機会です。創作意欲がわいてきますね」との声が聞かれました。土中に埋もれていた串間の文化の火。これからも、多くの作品に姿を変えながら、激しく燃え続けます。詩、短歌、小説、随筆。形式はさまざまですが、常に自己表現を探究する姿勢に変わりはありません。今回は同人誌『埋火」会員の皆さんをご紹介します。『埋火』は昭和61年創刊。さまざまなジャンルの文芸作品を収録する総合雑誌です。第1号から発行人を務める平田英徳さんは「昔の串間は、文化の不毛の地と呼ばれていました。それほど文化面で劣っていると考えられていました」と語ります。そうした風土の中にありながら数多くの詩を発表し、串間の文化向上に大きく貢献したのが、詩人の神戸雄一でした。「彼は埋もれていた文化の火を串間に灯しました。その種火を受け継いでいきたい。そういった思いから『埋火」を立ち上げたのです』と振り返ります。平田さんと思いを同じにする同人が集まり、『埋火』は誕生しました。年3回の発行を重ね、今回の発行で80号。発行のたびに合評会を開き、研さんを重ね文化の火を、灯し続けたい文芸同人誌『埋火』に込められた思い