ブックタイトルm21_20120514140203_shiseiyouran
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屋敷には、飫肥石の切石積みによる石垣が多く見られます。苔むした石垣のある通りを行くと、手入れの行き届いた庭先や古い石段の向こうに、武家屋敷の面影を残す玄関が望めます。江戸時代後期に建築された上級家臣の屋敷です。敷地は約六百坪で、屋敷内部は供侍の間や表の間、中、奥座敷、茶の間、土間などがあり、屋根はかつて茅葺きでした。主屋の南東側には庭園が広がっています。上級家臣の生活を知る貴重な建造物です。昭和六十二年十一月三日、市の文化財(建造物)に指定されました。大手門を入って右手に廻ると、高い石垣の上に白壁の建物が見えます。飫肥城復元事業で、昭和五十三年に建設された飫肥城歴史資料館です。飫肥藩伊東家やその家臣の家に代々伝えられてきた甲冑や刀剣、女乗物、打掛、古文書など、飫肥藩の歴史を物語る約二百二十点が展示されています。旧伊東伝左衛門家飫肥城歴史資料館夕陽に映える上級家臣の住んでいた屋敷地(横馬場通)旧伊東伝左衛門家飫肥城歴史資料館武家屋敷通りを行く?NICHINAN7