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2014 (平成26年)6月号1313■歯周病になる原因は?歯周病の原因は、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)で増殖する「歯周病菌」です。菌が毒素を出すことで歯ぐきに炎症を起こし、歯を支えている骨を溶かしてしまいます。生活習慣の乱れやストレスによっても進行します。■全身に及ぼす影響とは?◎糖尿病(高血糖)菌の繁殖による毒素が、インスリンの働きを阻害して血糖値が上がりやすくなります。糖尿病の人は、歯周病になりやすく症状が進みやすくなります。◎肺炎・気管支炎、心内膜炎菌が誤って気管に入り、肺炎や気管支炎をひき起こす危険性があり、特に高齢者は注意が必要。菌が血流に乗って心臓の内側につくと、心内膜炎を起こし、心臓機能が低下する危険性があります。心内膜炎を起こす最大の原因菌とも言われています。◎動脈硬化菌から出る毒素は、全身の血管の内側に炎症を起こし動脈硬化の原因となり、心疾患や脳卒中を起こす危険性があります。◎妊娠への影響妊娠期は、女性ホルモンの影響や食事の変化により、菌が増殖しやすくなり、「早産」や「低体重児出産」の危険性が高くなります。■予防と早期のケアが大切原因となる歯垢を取り除くことが大切です。毎食後必ず歯を磨き、歯垢を溜めない。禁煙も予防に効果的です。タバコを吸う人は吸わない人より1・6倍歯周病になりやすくなっています。■歯周病を予防しよう歯ブラシを歯に直角にあて、1本1本丁寧に磨くこと。歯と歯ぐきの境目は、歯ブラシを45度にあてると毛先が入りやすくなります。歯ブラシは鉛筆のように持ち、力を入れすぎないように軽い力で磨くこと。歯と歯の間は、糸ようじ等のデンタルフロスを使用すると歯垢を取りやすくなります。また、年に1~2回は歯科健診やブラッシング指導を受ける機会をつくることが大切。定期的なメンテナンスを受けて、しっかり予防しましょう。▼点線に沿って切り取ってください。お手数ですが52円分の切手をお貼りください左のはがきに住所・氏名など必要な事項を必ず記入のうえ、52円分の切手を貼りポストに投函してください。無記名の場合受付をしない場合もありますのでご了承ください。なお、役場企画観光課でも受け付けておりますので役場にお越しの際、お気軽にお立ち寄りください。歯を失うだけじゃない。「歯周病」に注意!歯周病は「歯肉炎・歯周炎」の総称で、歯ぐきや、歯を支える骨などが破壊される病気。症状が進行すると、歯ぐきの腫れや出血が起こり、やがては歯を支えている骨(歯槽骨)が破壊されて、歯を失ってしまいます。20代でも7割、30代以上では8割の人がかかっていると言われ、初期は痛みや自覚症状が少なく気づきにくいため注意が必要です。