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概要

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82014 (平成26年)4月号東日本大震災の被災地復興支援のため、本町職員の中西裕一主任技師(36・農地整備課)が宮城県南三陸町に派遣されることとなり、3月28日に派遣辞令が交付されました。被災地への市町村職員派遣は総務省の要請を受け2012年から行われているもので、今回は宮崎県から5人の職員が宮城・福島・岩手県内の自治体に派遣されます。中西主任技師の派遣期間は4月1日から9月30日までの6ヶ月間。南三陸町の建設課土木建築係に所属し、同町の職員や他自治体からの派遣職員と協力して道路や橋などの工事の設計や積算、監理等の業務を行います。中西主任技師は「被災地の未来のため、町を代表して一生懸命復興の後押しをしたい」と意気込みを話していました。「ライオンキング」「キャッツ」といったロングランミュージカルを全国の主要都市で公演している劇団四季。その舞台で俳優として活躍する上野出身の戸高圭介さん(28)が4月3日、帰郷の際、内倉町長を表敬訪問しました。戸高さんは、高千穂高校中退後、大学入学資格検定を受検し、早稲田大学に進学。在学中、友人の誘いから演劇サークルに入り、舞台芸術に出会います。大学卒業後、一般企業への就職を希望しましたが、舞台俳優への興味から、また、演劇鑑賞を趣味としていた両親の影響もあり、劇団応募を思い立ちます。俳優養成所の1年間を経て、難関の劇団四季オーディションに見事合格。これまで「美女と野獣」「鹿鳴館」など5作品に出演し、現在5年目を迎えています。劇団に合格しても1年未満で挫折してしまう人が多く、また、俳優は普通の職業ではなく、入団と同時に、死に物狂いで勉強しなければ舞台に立てない厳しい環境下にあります。戸高さんは「自分が少しでも好きだと思うものを大切にしてください。興味があることに挑戦し、結果がダメでも受け入れて。挑戦しないことを後悔しないように。勇気があれば誰にでもできます。それでも時々後悔しますけどね」と後輩たちへのメッセージを語ってくれました。「挑戦しないことを後悔しない」劇団四季俳優戸高圭介さん(上野出身)「挑戦しないことを後悔しない」劇団四季俳優戸高圭介さん(上野出身)▲内倉町長と握手を交わす戸高圭介さん宮崎県LPガス協会西臼杵支部(川並剛理事長・16社)と高千穂町は「災害時におけるLPガス供給活動に関する協定書」を締結し、調印式が3月28日に役場でありました。協定には、地震や風水害が発生した際、町の要請に応じて同支部が町指定の避難所やその他の場所に炊き出しや暖房用のLPガスを供給するほか、コンロや炊飯器、ガス給湯器等の燃焼機器を提供することが盛り込まれました。内倉町長は「いつ起こるかわからない災害に備え、危機管理態勢の構築が重要。災害時には有効に利用させていただきたい」、川並理事長は「電気やガスは生活必需品。災害時には速やかに供給したい」と話していました。復興支援に尽力します被災地・南三陸町へ職員派遣復興支援に尽力します被災地・南三陸町へ職員派遣災害時速やかにLPガス供給▲内倉町長から辞令を受ける中西主任技師▲調印後握手を交わす川並理事長と内倉町長