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概要

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52014 (平成26年)3月号元公立学校長の竒藤芳仁さん(88歳・上野)が高齢者叙勲(教育功労)により瑞宝双光章を受章されました。竒藤さんは、昭和20年9月に当時の上野村立上野青年学校の教諭として着任。戦後復興に教育が果たす役割の重要性を深く認識し、情熱を持って教育活動に取り組まれたのを出発点として、主に県北部の中学校で勤務され、昭和48年からは教頭、同57年からは校長、最後は地元上野中学校の校長を務められ、同61年3月退職。40年の永きにわたって本県の教育振興に貢献されました。また、同じく元公立学校長で昨年10月19日に99歳で亡くなった、佐藤繁さん(野方野)に叙位(従六位)が行われ、黒木教育長からご遺族の佐藤和美さんに、内閣総理大臣名の位記が伝達されました。佐藤さんは、昭和9年に岩戸尋常高等小学校に勤務されて以来、30年余りの永きにわたり教育に尽力され、教頭職を15年、校長職を6年間務められました。なお、佐藤さんは平成14年に、教育功労により勲五等瑞宝章を受章されています。地区内の道路や小道が「九州オルレ」高千穂コース(12.3キロ)になっている向山・丸小野地区で3月2日、「オルレの森」植樹祭がありました。丸小野公民館(門村政昭館長)が主催し、国土緑化推進機構の「緑の募金」の支援を受け実施したもので、地域住民、町観光協会、役場職員ら約50人が参加し、クスやシャクナゲなど144本を植栽。歩く人の目を楽しませる景観づくりに取り組みました。苗木は、桜やツバキ、アンズやスモモなども選ばれ、参加者は約1時間かけ丸小野運動公園やコース沿いの耕作放棄地など10アールで作業を行いました。門村館長は「花を楽しんだり、木の実を取って食べたりしてほしい。みんなに喜んでもらえれば」と話していました。なお、今回を記念し、同公園には済州島のシンボルツリーのクスノキと、高千穂町の町木おがたまの木が植樹されました。「新1年生の防犯対策に役立ててください」と、宮崎県生コンクリート工業組合(木田正美理事長)から高千穂町に、防犯ブザー103個が贈られました。新入生への防犯ブザー贈呈は、地域の宝である子どもたちを犯罪から守ろうと、同組合が県下の地域組合などを通じて行っているもので、今年で4回目となります。防犯ブザーは、ランドセルなどに取り付けるタイプ。ピンを抜くかボタンを押すと大音量の電子音で周囲に身の危険を知らせるというもので、この春町内の小学校に入学する新1年生の安全を守ります。楽しめるオルレコースに丸小野地区で「オルレの森」植樹祭楽しめるオルレコースに丸小野地区で「オルレの森」植樹祭「新1年生を守ります」生コン組合が防犯ブザー贈呈▲内倉町長に防犯ブザーを手渡した木田理事長▲丸小野運動公園での植樹▼ご遺族に伝達された位記▲瑞宝双光章を受章された竒藤芳仁さん◆教育振興に貢献した功績を称え元公立学校長に叙位・叙勲◆教育振興に貢献した功績を称え元公立学校長に叙位・叙勲よしひとしげる※韓国・済州島はオルレ発祥の地