ブックタイトルm20_201404240000_takachiho_k_h2603
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32014 (平成26年)3月号県のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠB類に指定されるチョウ「ゴマシジミ」(シジミチョウ科)を保護しようと、「五ヶ所高原ゴマ姫の草原を守る会」(甲斐英明会長、23人)が3月8日、生息地にシカ防護ネットを設置しました。卵を産み付け、幼虫の餌となるワレモコウをシカやイノシシが食べ、ゴマシジミの数が激減していることから、県の補助を受けて実施。この日は同会員19人が参加し、生息地を囲んで支柱を立て、延長750メートルの防護ネットを張り巡らせる作業を行いました。同会員で、宮崎昆虫調査研究会の岩﨑郁雄会長によると、同高原で最初に発見された1980年代前半には推計500~1000頭いたものが、昨年夏の調査では10頭程しか確認できなかったとのこと。守る会は昨年9月に発足。会の名称にある「ゴマ姫」は、ゴマシジミ、同じく五ヶ所高原で見られる希少種のヒメシロチョウ、ヒメユリに由来するもの。甲斐会長は「チョウだけでなく、様々な生物を育む草原の保護が目的。今後は調査研究への協力や、ワレモコウの植栽なども行いたい」と話していました。高千穂高校の制服が一新されることとなり、今年の新入生から新しいタイプの制服に袖を通します。2年後に創立100周年を迎える同校で、新たな魅力作りの一環として取り組まれたもので、制服が変わるのは50年ぶりのこと。制服変更の是非について一昨年に生徒、保護者、教職員及び郡内7つの中学校の生徒ら約1600人を対象にアンケートを実施。「伝統を守るために変えないでほしい」という意見もあったものの、「変えてほしい」という回答が全体の半数以上を占め、特に中学生女子では8割が変更を望んでいるという結果になりました。これを受けて同校は、制服の変更を決定し、教職員がメンバーの制服検討委員会を設置。メーカーが決まると、岡山県にある製造工場に出向き、デザイナーとも十分協議したうえで最終的に7種類の候補を選定。昨年5月、学校にサンプルが届き、校内に展示して生徒、教職員の意向を調査したほか、7月には中学生向けのオープンスクールの際に、生徒と保護者にアンケートを実施。それらを集約し、9月に最終的なデザインが決定されました。新しい制服の上衣は男女とも黒のブレザータイプでボタンには校章がデザインされています。スラックスとスカートはグレーを基調としたチェック柄で、男子のネクタイと女子のリボンにも、女子の現制服の色であるグレーが使われ、伝統を残す形になっています。夏服の上衣は、男子が白の半袖シャツで、女子は同じく白の半袖セーラータイプ。下衣は男女とも薄いグレーのチェック柄。合服はどちらも上衣をとった状態で、女子はその上に白のセーターを着用します。入学式は4月10日。新しい制服に身を包み、希望に満ちあふれた新1年生が、高千穂高校の伝統に新たな1ページを刻みます。ゴマシジミ制服夏服合服高千穂高校の新制服高千穂高校の新制服高千穂高校が制服を一新今年の新入生から着用高千穂高校が制服を一新今年の新入生から着用▲ネット張り作業を行う会員羽のゴマ状の斑点が特徴。県内では五ヶ所高原にのみ生息。大きさは3~3.5センチ希少種ゴマシジミを守れ!五ヶ所高原で生息地保護活動希少種ゴマシジミを守れ!五ヶ所高原で生息地保護活動(写真提供▼高千穂高校)(ゴマシジミ写真提供・岩﨑会長)