ブックタイトルm20_201404240000_takachiho_k_h2506
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2013 (平成25年)6月号1313どうして歯周病になるの?歯周病の原因は、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)で増殖する「歯周病菌」です。この歯周病菌が毒素を出すことで歯ぐきに炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かすのです。歯周病は、生活習慣の乱れなどによっても進行します。全身の健康にも悪影響歯周病は、口腔内だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。◎糖尿病との関係歯周病菌が繁殖して発生する毒素が、インスリンの働きを阻害して糖尿病を悪化させると言われています。また、糖尿病の人は、歯周病になりやすく症状が進みやすいとも指摘されています。◎呼吸器疾患の危険性嚥下障害(ものを飲み込むときの障害)があると、口の中の細菌が誤って気管に入り、肺炎がひき起こされることがあります。これを誤嚥性肺炎といい、特に高齢者に多く注意が必要です。歯周病菌もその原因のひとつです。◎妊娠への影響妊娠期は食事が不規則になりがちで、十分なオーラルケアが難しくなるなど、歯周病菌が増殖しやすいといわれています。歯周病にかかっている人では「早産」や「低体重児出産」の危険性が高いこともわかってきています。予防と早期のケアが大切歯周病やむし歯予防のため、その原因となるプラーク(歯垢)を除去する適切なブラッシングを習慣づけましょう。ブラッシングには、歯ぐきの血行をよくする働きもあります。◎基本のブラッシング歯の汚れを確実に落とすには、ブラシの毛先を歯のカーブにあわせて、軽いタッチで直角に当てることが基本です。歯ブラシ全体では届きにくい部分も毛先をうまく使い分けることにより、すみずみまできれいにみがくことができます。◎歯周病予防に効果的なブラッシング歯ぐきに炎症がある人に有効なのがバス法で、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを45度の角度にあて、軽い力で細かく(5ミリ程度)前後に動かしてみがき、溝にたまったプラークをかき出します。◎デンタルフロス、歯間ブラシを併用しましょう!歯ブラシとデンタルフロスまたは歯間ブラシを併用することで、むし歯・歯周病予防の効果がアップします。◎年に1回は歯科健診を!定期的に健診を受けるとともに、異常を感じた時は早めに受診し、いつまでも健康な歯と歯ぐきを保ちましょう。歯周病は「歯肉炎・歯周炎」の総称で、症状が進行すると、歯ぐきの腫れや出血が起こり、やがては歯ぐき、歯を支えている骨(歯槽骨)が破壊されてぐらつき、歯を失ってしまう恐ろしい病気です。20代でも7割、30代以上では8割の人がかかっているとされ、とても身近に潜む病気ですが、初期は痛みや自覚症状が少なく気づきにくいため、注意が必要です。歯を失う歯を失うこわ~いこわ~い「歯周病」歯周病」歯を失う歯を失うこわ~いこわ~い「歯周病」歯周病」歯を失うこわ~い「歯周病」健康な歯と歯ぐきを守るには※1~2歯ずつみがく※歯周ポケットを意識してえんげごえんせい