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概要

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平成25年3月5明に招集された平成25年第1回日之影町議会定例会において、平成25年度の各会計予算が上程され、町長から平成25年度の施策方針が示されましたのでご紹介します。引き続く景気の低迷や政権交代による、国の大型補正に伴う15月予算の成立の遅れや予算内容が不透明な中、国の平成24年度大型補正予算の有効活用を図ることとし、平成25年度の当初予算を編成しました。当初予算は、情報収集に努めながら国・県の予算編成の動向を十分に踏まえ、限られた財源の重点的・効率的配分に努めながら、本町が抱える様々な政策課題を的確に対応し、第4次日之影町長期総合計画及び日之影町過疎地域自立促進計画の各種施策を着実に実施するとともに、持続可能な中山間地域づくりに取り組むため、「集落の活性化」・「日常生活の維持・充実」・「産業の振興」の3つと「環境・新エネルギー」を重点施策とし、平成25年度で7年目を迎える、土地利用一体型水防災事業やふるさと砂防事業などを含め、前年度当初予算比9・1%増の47億3,500万円で編成しました。集落の活性化水源の里事業について、平成20年の条例制定後、本町の最重点施策の一つとして集落機能の維持・存続等、中山間地域が抱える課題解決に向けて策定した「水源の里振興計画」や宮崎県が策定した「宮崎県中山間地域振興計画」を基本に国・県の事業も活用しながら水源の里の振興に努め、町単独事業で引き続き小規模水道施設整備事業の助成を行います。また、集落の活性化や住民の生活支援などを行う「集落支援員」を2名体制とし、サポートの強化を図りつつ、全職員が高い意識の中で目標を共有し、水源の里の振興を図ります。更に、水源の里地域を含め、高いレベルでのまちづくりを進める地域には、町単独事業「元気発信!活力ある地域づくり支援事業」や「山村集落リフレッシュ支援交付金」を活用して効果的かつ迅速な支援を進めると共に、水源の里振興基金を活用した「水源の里支援隊事業」及び「日之影町水源地域農地保全交付金事業」を継続し、生活環境の整備や農地及び農道等の保全活動に対して支援を行います。また、地域の伝統芸能の保存・継承に力を入れます。組織的活動の機能が衰退しつつある公民館の自治組織の活性化に努め、いきいき集落やそれぞれの自治公民館の横の繋がりを強化して元気な町づくりに蓮進しますと共に、公民館改修事業につきましては、希望のありました公民館に助成を行います。森林セラピー事業は、本町の最重点施策の一つに掲げ、「恵まれた自然環境を活かした交流のまちづくり」として農商工、医療、福祉、教育など「都市との交流」を目的に全庁的な取り組みを進めております。現在も、本町独自の「森林セラピー・ヘルスツーリズム」を展開していますが、旅行業者との合同企画が増加傾向で「心と体を癒す健康の旅」として定着してきました。また、昨年度設立したフォレストピア高千穂郷ツーリズム協会による教育旅行誘致のための農家民泊も町内で1世帯を認定しましたが、森林セラピー事業との連携を図り、更に交流人日の拡大に努めます.また、現在9団体の企業と森林セラピー基地保養協定を締結していますが、本町の特性を活かした「癒しのふるさと」づくりを推進しつつ、地域振興及び観光振興に繋げます。さらに、都市部の方々に様々な魅力をより深く伝えるために、交流物産展を積極的に開催し、本町への誘導と観光産業への活性化に繋げます。高千穂鉄道の廃線に伴う跡地の不要施設については、「宮崎県高千穂鉄道施設整理基金」を活用し、本年度は長谷川橋梁の上部工の撤去を行うと共に、土地利用一体型水防災事業の進捗状況の確認と