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概要

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産、伝統文化を活かし、創意工夫して教育活動に取り入れながら、「ぜひ、子育てと義務教育は日之影町で」という、魅力ある教育行政に力を入れてまいります。社会教育につきましては、社会の変化に柔軟に対応し、心豊かで生きがいのある生涯学習社会の形成を目指して、町民みんなが「いつでも」「誰でも」「好きなレベルで」参加できる各種スポーツや生涯学習の基盤の整備を図ってまいります。現在、福祉館に展示しています民俗資料や町民センターロビーの町内遺跡から発掘された石器や土器等を活性化センターの3階に一括展示します。それに伴い、福祉館の民俗資料室を会議室として改修するとともに、現在、図書室として使用している町民センターロビーの整備を行い、利用しやすい図書室に改善してまいります。また、社会教育・自治公民館活動の充実を図るためにも、地域の伝統芸能の保存・継承に力を入れてまいります。組織的活動の機能が衰退しつつある公民館の自治組織の活性化に努め、いきいき集落やそれぞれの自治公民館の横の繋がりを強化して元気な町づくりに遭進してまいりますとともに、公民館改修事業につきましては、希望のありました公民館に助成を行い、地域コミュニティーの拠点施設として利便性の向上に努めてまいります。文化芸能継承優しい福祉のまちづくり児童福祉につきましては、保育所入所負担金を国の徴収基準より軽減しており本年度も継続いたします。また、引き続き乳幼児医療費助成制度の助成対象期間を、小学生から中学生修了までの9年間行い、医療に係る経済的負担を軽減し、子育てしやすい環境づくりに努るとともに、中学校に入学する子どもを持つ保護者への子育て支援金のほか、ひとり親や寡婦世帯の医療費助成制度により生活支援を引き続き行います。また、新たにワクチン接種で防げる疾病予防対策として、5歳児未満を対象に、細菌性髄膜炎に効果のあるヒプワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンを、中学1年生から高校1年生相当の年齢の女性を対象に子宮頸がんワクチンの任意接種の全額助成を行います。また、町民が健康を実感できる様、健診機会のなかった30代の若者健診を町独自で行い、特定健診・各種がん検診の検診率を高めるとともに、疾病の早期発見とメタボ予防にも努めます。また、幼児から高齢者に至る食生活改善に重点をおいた栄養指導やウォーキング及びヨガ等の健康運動教室を実施し健康づくりの推進に努めます。高齢者福祉につきましては、介護保険制度との連携を図りながら、高齢者世帯への緊急通報システム、配食事業・訪問介護等の生活支援による見守り活動を強化します。また、23年度には認知症対応型のグループホームも開所しますが、各種施策の推進にあたっては、地域福祉の中核的役割を担う社会福祉協議会や総合的な相談窓日である地域包括支援センター、老人福祉施設、介護保険施設となお一層の連携を図り高齢者福祉の充実に努めます。さらに、身体・知的・精神の障がいに応じたサービスの充実に努め、新たに、就労の場につながる就労継続支援事業所の開設、通所介護サービスにおける事業者の負担軽減を図るため、遠隔地への送迎助成を行うなど、「やさしい福祉のまちづくり4に努めて参ります。以上、平成23年度の主要施策について申し上げましたが、景気の回復が見込まれないなか、国・県の財政状況は、今後更に厳しくなるものと推察され、また、国の一括交付金等の制度改正の影響は、本町においても必至と考えております。平成23年度予算の執行にあたりましては、財政の健全化は勿論のこと、常に情報収集に努め、国・県の動向を的確に把握し、事業の投資効果等も充分に勘案し、効率的な行財政の運営と町民のための施策執行に努めてまいります。今後とも議会並びに町民の皆様方のご理解、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。福祉体験の様子