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概要

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平成23年3月5日に召集された平成23年第1回日之影町議会定例会において、平成23年度の各会計予算が上程され、町長から平成23年度の施政方針が示されましたのでご紹介します。引き続く景気の低迷や予算関係法案成立が危ぶまれる中、平成23年度の当初予算編成につきましては、情報収集に努めながら国・県の予算編成の動向を踏まえ、また、本町の財政状況を精査し、限られた財源の重点的・効率的配分に努めながら、本町が抱える様々な政策課題を的確に対応するために、「安全安心で利便性に富んだまちづくり」「農林業等産業の振興」「恵まれた自然環境を活かした交流のまちづくり」「水源の里(いきいき集落)振興のまちづくり」「森林セラピー基地のまちづくり」「子供たちを心豊かに育てる教育のまちづくり」『優しい福祉のまちづくり」の7つを重点施策とし、平成23年度で5年目を迎えます水防災事業と災害復旧事業、町制施行60周年記念事業などを含め、前年度当初予算比2・2%増の4億3,200万円で編成したところでありますが、国の第一次補正によります「地域活性化・きめ細かな交付金事業」及び町単独事業により、道路・施設整備等約3億円を前倒しして、1月補正に計上したところであります。これら貴重な予算の執行にあたりましては、町民生活の向上、豊かな郷土づくりのために、職員二丸となって真摯に取り組んでまいりたいと存じます。それでは、各重点項員別に申し上げます。安全安心で利便性に富んだまちづくり過疎地域自立促進計画、定住自立圏構想に基づき、延岡市や周辺自治体と一体となった企業誘致活動を取り組むとともに、インフラ整備の整った地域に住宅団地の整備や定住自立圏協定に基づいた各種施策への取り組みを進めてまいります。火災・自然災害対策等、町民生活の安全・安心確保のため、引き続き各種消防施設の整備を行うとともに、新たに消防常備化に向けて消防吏員の育成を行います。また、水防災事業を引き続き行い、新たに急傾斜対策事業により、日之影地区及び後梅地区の整備を行います。地方の自立・活性化また、安心して暮らせる社会を実現するため、地域の人たちが求める最も基本的な社会資本であり、まさに命の道である道路網の整備につきましては、各高速道路の整備促進について、引き続き各期成会、沿線住民一丸となって取り組んでいくとともに、国道に繋がる地方道の改良率は、県道27%、町道28%と低水準にとどまり整備が遅れており、少子高齢化、過疎化の中、町民の日常生活や地域産業振興のため、町道、林道等の整備につきましても、各種制度事業等により計画的に進めてまいります。また、.時整備が中断されておりました広域農道西臼杵5期地区の整備に着手します。交通網の整備につきましては、住民の利便性を図るため、コミュニティバスの運行事業や宮崎交通路線バスへの助成を引き続き行います。また、新たに「すまいるターミナル整備事業」により待合室の設置を行い、今後とも利用者の意見を聴取し検討しながら、より良い運行を目指してまいります。情報通信網の整備につきましては、中山間地域の難視聴地域並びに地域間格差の解消に努めてまいりました。平成21年度から着手しました「ひのかげケーブルネットワーク事業」が本年3月をもつて完了し、4月からは全世帯に光ケーブルが敷設され地上デジタル放送、高速インターネット、携帯電話、防災情報等のサービス運用が開始される運びであります。ひのかげケーブルネットワーク放送センター