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概要

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市木臼太鼓踊りエイサーが大祭に華を添える沖縄の鼓衆しんかの演舞旧暦1月24日を中日とした宇納間地蔵尊大祭が、2月22日(土)から24日(月)の3日間にわたり盛大に開催されました。今年は60年に1度の地蔵尊ご開帳の年にあたり、例年の倍以上となる約5万人の参拝者が火伏せ地蔵に手をあわせ、鎮防火災を祈願していました。このご開帳は神仏混合の流れをくむ祭事とされ、60年は生まれ変わりやよみがえりの周期とされているため古くからこのように行われているそうです江戸で大火が起こった際に大雨を降らせて鎮火させたと伝えられう宇納間地戯尊。『大祭3日間のうち1日は雨が降る』という話もよく耳にしますが、今年の大祭は3日間晴天に恵まれました。特に初日は地蔵尊が鉄城山山頂より全長寺本堂に降りて来られるということもあり、その様子を百見ようと早朝から多ぐの参拝者が訪れました。例年3日間のうち参拝者が特に多い中日においては、今回も同様に駐車場の満車状態が途切れることはありませんでした。また、歩行者天国においても100軒以上の店が軒を連ねており、美郷町の特産品やお土産を買い求める姿もみられました。初日の夜には宇納間地蔵奥之院である市木地蔵において、臼太鼓踊りが奉納されました。60年振りの地蔵尊の里帰りとなった今回は、地元保存会の踊り手達にも熱が入り、参拝者から大きな柏手が送られていました。また中日と最終日には、人祭の名物となっているエイサー演舞も行われ、北郷地区のエイサーグループ「絆」と「琉星曾(りゅうせいかい)」沖縄のエイサーサークル『鼓(ちぢん衆「しゅう)しんか」の3チームが躍動感の溢れるエイサーを披露し、60年に1度という大祭に華を添えました。「火伏せ地蔵」としで広ぐ信仰を集める宇納間間地蔵尊。今回の開帳においてご拝顔した参拝者の方々は、改めて火災予防について心を律することが出来たのではないでしょうか。この宇納間地蔵尊の麓である美郷町において今後ら火災ゼロを目指し、普段からお互いに声を掛け合っていきましょう。宇納間地蔵尊大祭60年に1度のご開帳