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概要

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Public Relations of SHIIBA15 2013(H25)5月号選評・角光雄先生(あじろ主宰)《特選》瑞瑞しき湧き水そそぐ芹を摘む中瀬汀[評]新鮮で生き生きしている水は、都会では得がたい。宮崎の山中ならば、こんこんと湧き出るところはどこにでもあるのではないかと思う。逆に言うなれば、芹が自生しているところは、水が綺麗といえる。芹は若い葉、茎根ともに食されて、春の七草の代表的な存在である。中瀬さん好調なり。はらはらと水面の花の哀しさよ山本和枝[評]桜の花を見ていて、風がくるたびに花が存在を失って落花となる。落花したところは水面。花片はすでに花屑。狩行の句に「我ならば急流に落つ」という有名なフレーズがあるけれど、掲句の場合は「哀しさよ」。せつないほど愛おしい。白寿なる従姉めでたき弥生かな黒木八重子[評]椎葉村には、長寿の方が多いと聞いているが、黒木さんのお身内にもご長寿の方がおられることがうれしい。私もあやかりたいがどうなることか。八重子さんは百歳を超えねばなりませんよ。《佳作》木苺の花道歩く深山晴小丸川隆山の土手土筆の坊や勢揃那須瑞穂桜桃こぶしも咲いたと母の手紙尾前多美子草笛を吹いてあの頃懐かしむ中瀬ヤスエ俳句募集=どなたでも投句できます。毎月10日までに気軽に総務課へ送ってください。(郵便・FAX可)3月の陽気が信じられないくらい4月は寒い日が続きました▼山々には八重桜が花開き、春真っ盛りのはずでしたが突然の雪▼なかなか衣替えができない日々が続いています▼皆さんも気温の変化で体調をくずさないようにお気を付けくださいね(梅吉)編集後記Editor's Comment今月の表紙Cover Message村内の新1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。取材に伺った尾向小学校の入学生は8人、とても元気で入学式でも大きな返事とあいさつができました。入学式でもらった教科書をピカピカのランドセルに入れて、嬉しそうに背負う姿がとても可愛かったです。これから勉強に運動に元気に楽しくがんばってください。家族はもちろん、地域の人、みんなで応援していますよ。『新1年生』御田祭は、平安時代からの伝統ある美郷町西郷区田代神社の田植え祭りです。御神幸行列にはじまり、牛馬・神輿入れと続き、地元小学生による子ども神輿入れ、そして最後に早乙女による田植えで締めくくられます。御田祭1番の盛り上がりである牛馬入れでは駆け回る馬と共に会場全体が一体となります。駆け回る馬の泥しぶきを浴びると、1年間の無病息災が約束されると言われています。御田祭は毎年7月の第1日曜日に行われます。前日には花火大会も行われるのでぜひ美郷町西郷区へお越し下さい。■開催日平成25年7月6日(土)~7日(日)美郷町日向東臼杵情報となり町に行こうよ!『御田祭』■問い合わせ先美郷町役場企画情報課?0982?66?3603