ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

m15_201304050001_shiiba_k_h2504

Public Relations of SHIIBA9 2013(H25)4月号1月26日(土)、27日(日)の2日間には、大九州展特別展として「椎葉村東北応援イベント」を開催し、藤崎百貨店前のアーケード内で向山日添神楽保存会の皆さんが神楽公演、尾向地区旅館民宿組合の女将さんたちによる猪鍋の無料振る舞い、椎葉村の観光パネル展などを行いました。1日2回、計4回行われた神楽公演では、災いを鎮めてその土地の安全や平和を願うといった意味を持つ「地割」や4人で剣を持って舞い、邪気を払うとされる「かんしん」といった演目が披露され、大変寒い中でしたが保存会の皆さんの熱気と躍動感あふれる舞いは観客を魅了しました。また、災厄を除くとされる「弓通し」では、弓をくぐった地元の人たちが深く頭を下げ、また、手を合わせて感謝しながら御幣を受け取る姿が印象的でした。▲神楽を見ようとステージの周りにはたくさんの人が集まりました▲猪汁の匂いにつられて長い行列ができました熱気あふれる舞いが観客を魅了椎葉猪鍋の振る舞いに長蛇の列○参加者の声向山日添神楽保存会椎葉吉人さん復興支援という名のもとに、がんばるぞと思いつつ仙台市へ。震災跡地を目の当たりにし、不安感が増して心配になりましたが、寒い中にも熱心にご覧いただき「素晴らしい舞いや、見事なバチさばきをありがとう・・・。」の言葉をいただいたとき、来て良かったなと思いつつ、胸が熱くなるのを抑えながら、最後の弓通しまでつとめることができました。震災で亡くなられました人たちのご冥福をお祈りいたしますとともに1日も早い復興をご祈念いたします。▲御幣をもらった男の子。幸せがやってきますように▼激しい面神楽に魅了される観客▲弓をくぐり深々と頭を下げて御幣を受け取る皆さん応援イベントでは、神楽の公演にあわせて椎葉猪鍋の無料振る舞いも行われました。この猪鍋を担当していただいたのは、尾向地区旅館民宿組合の女将さんたちで、1日2回の2日間、合計千食を振る舞いました。開始時刻前からたくさんの人が長蛇の列をつくり、配布が始まる頃にはアーケード内にたちこめる猪鍋の匂いに行列はピークを迎えました。猪鍋を食べる人たちで埋めつくされたアーケードからは、「おいしい」「幸せ」といった声とともにたくさんの笑顔があふれ、スタッフ一同の感激もひとしおでした。