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概要

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Public Relations of SHIIBA17 2013(H25)4月号椎葉晃充村長の3月の動き2日しいば好き人感謝祭3日竹ノ枝尾日添水道祝賀会4日庁議要望活動(九州整備局・森林管理署・熊本市、福岡市・?5日)7日椎葉牛トップセールス(京都府、滋賀県・~8日)10日椎葉村民謡会発表会11日ひえつき節日本一大会実行委員会12日村議会3月定例会(~13日)14日椎葉村教育研究論文表彰式16日松尾中学校卒業式18日村議会3月定例会19日長寿祝い(平寿園)障がい者福祉施策協議会21日社会福祉協議会理事会林政審議会22日嘱託職員採用試験24日松尾中学校閉校式25日入札健康づくり協会総会郡町村会定期総会(門川町)26日町村会辞令交付(宮崎市)後期高齢者広域連合辞令交付市町村総合事務組合議会27日和牛改良組合総会園芸部会総会28日観光大使任命(東京都・~29日)貴乃花部屋表敬訪問29日永年勤続職員表彰式退職離任式県内の各中学校から応募があった宮崎県中学校作文コンクールで、松尾中学校の那須葵さん(2年)が二席、松岡星さん(1年)が三席を受賞しました。今号では、二席を受賞した那須葵さんの作文をご紹介します。『挨拶という武器で』「おはよう。今日も早いね。」これは、いつも私が登校する時、地域のおばあちゃんに言われる言葉だ。最近、犯罪や殺人事件について耳にすることが多くなってきている。朝、ニュースを見ると、ほぼ毎日犯罪に関係する事件がある。それを見るたびに、またあったんだ、なんでそんなことをするのだろう、と思う。中には、同じ犯罪や似た犯罪を何回か繰り返している人もいる。どんなに辛いこと、苦しいことがあっても、だめなことはだめなのになあと思う。私は、そのような犯罪を防いでいくには、どうすればいいのかと考えた。そこでふと思いついたのは、挨拶だ。挨拶には、人をなごませてくれる、優しい何かがあると思う。私は、楽しい時、悲しい時、苦しい時、誰かが声をかけてくれたら嬉しい。もっと楽しもう、元気出していこう、頑張ろうと思う。地域の人とも、挨拶を通じて仲良くなったり、接しやすくなったりする。悲しい時に声をかけてくれると、えっ、私のこと気にしてくれているのかなあと思う。そのような力を使うといい。例えば、コンビニエンスストアに強盗に行こうとする人に、たまたま挨拶をするとする。そうしたら、イライラする気持ちなど、なくなって、少しは気が楽になってくれるかもしれない。もしかしたら、そのような方法で犯罪を防げる可能性もある。その前に、誰にでも挨拶の出来るような人にならなければならない。そのためには、地域の人との普段の挨拶からがいいと思う。初めは、「おはようございます。少し寒くなってきましたね。」など、ちょっとしたことからでいいと思う。私は小さい頃、よく父や母に、「知らない人でも、挨拶をしなさい。」と言われていた。その頃は恥ずかしくて、小さく礼を返す位しか出来なかった。でも、普通に挨拶をしている周りの子達を見て、私もやらないと、と思い、思い切って近所のおばあさんに、「こんばんは。」と言った。すると、「はい、こんばんは。」と、優しい笑顔で返してくれた。その時初めて、挨拶って気持ちがいいなあと思った。それから、今日まで、何百回、何千回と挨拶をしてきて、気軽にするようになった。人に会ったら、口が動いて表情も変わる。そのようにして、色々な人と接し、通じ合うといいと思う。これから、いい地域づくりをしていき、挨拶という武器でも、犯罪を減らしていけたらいい。そして、犯罪者にも、自分がどんなにいけないことをしたのか、どれだけの人を傷つけたのかを分かってもらいたい。きちんと反省して、もう二度と同じ過ちを犯してほしくないと思う。気軽に挨拶をすることが、犯罪を防ぐ第一歩につながるかもしれない。宮崎県中学校作文コンクール松尾中学校那須葵さんと松岡星さんが入賞▲二席を受賞した那須葵さん