ブックタイトルm15_20120509200006_shiiba_k_h2401
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椎葉村長椎葉晃充村民の皆さま、明けましておめでとうございます。平成24年の輝かしい新春を迎えるにあたり、謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。また、日頃より村行政に対しまして、深いご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。さて、昨年を振り返ってみますと、3月11日に発生した東日本大震災は、報道される恐ろしい映像に世界中が震撼し、心を痛めました。その後9月にも台風12号が、四国・中国地方で大雨災害を引き起こし、尊い多くの命を失いました。今回の震災ならびに台風災害によりお亡くなりになられた多くの方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被害を受け、今もなお、避難生活を送られている方に一日も早い安心、安全な生活が来られることを切に願っております。本村の出来事といたしましては、3月29日に平成4年度から整備を進めてきました岩屋戸バイパスが全線開通し、諸塚村までの移動時間が約8分短縮されました。また、4月18日に新庁舎建設の起工式が執り行われ、現在も着々と建設されております。そうした中、4月29日には椎葉神楽国指定20周年記念事業が開催され、今後の神楽伝承についてのシンポジウムが開かれたほか、椎葉神楽が披露され、本村の宝である民俗芸能の素晴らしさを再認識することができました。6月には、宮崎県町村会の臨時総会が開催され、町村会長を再任させていただきました。今後も宮崎県また、椎葉村の発展のため尽力して参ります。さて、新年を迎えまして、24年度予算を昨年度に引き続き「持続可能なふるさとの再生」を目指して、4つの柱からなる「村づくりの基本姿勢」を基本に、将来的な課題への対策を総合的に推進していく考えであります。まず一つ目に、豊かに育まれた自然風土、相互共助の仕組みである「かて?り」を活かした協働・共助によって、さらに誇りの持てる村づくりを推進し、持続可能な地域づくりの核となる人材育成のため、後継者に対する支援の強化を図って参ります。二つ目に、地方分権の時代を踏まえ、自立・自走でゆとりを持って快適に暮らせる健康長寿の村づくりのため、生きがい対策や保健・予防・医療・福祉ネットワークの拡大・拡充を推進して参ります。三つ目に、村にふさわしい学校教育の環境整備と教育指導体制の整備を行い、生きる力をそなえ、郷土愛や国際感覚を身につけた、心身共に調和のとれた児童・生徒の育成を図って参ります。四つ目に、観光の再生を図ると共に、村民一人ひとりの意見に耳を傾け、人と人、地域間の交流・連携の促進と集落活性化の実現を目指します。また、今年度は50年以上使用してきた現庁舎から新庁舎へ移転するという、本村における歴史的な年となります。今後、新庁舎で住民サービスの低下を招かぬよう、また、移転メリットを村民に還元できるように、さらなる事務改善と、職員一人ひとりが明確なコスト意識を持って経費削減に取り組んで参ります。平成24年度も貴重な財源を節約し、必要な施策を推進して参る所存でありますので、村民の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。最後に皆さま方のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。謹賀新年平成二十四年新年のごあいさつPublic Relations of SHIIBA2012(H24)1月号