ブックタイトルm14_20120905181827_morotuka_k_h2409

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平成24年9月1日第759号芭蕉に秋風歌(俳)聖といわれた松尾芭蕉は、こよなく芭蕉を愛したと言われています。大きくて、みずみずしい青葉を広げ、葉ずれの音にはもう秋の訪れを感じます。芭蕉の葉っぱは傷つきやすく、強い北風が吹き始めると、葉脈に添って裂け始めます。この風雨に破れ割けた芭蕉は痛ましいが、松尾芭蕉は「その性、風に破れやすきを愛す」と言って、この植物を好んだという。(そこが凡人ではないというところなのか?)芭蕉はバショウ科の大型多年草。中国が原産のようで高さは3?5mに達します。夏から秋にかけて長くて大きな花穂を出し、実をつけるものもあります。見た目にはバナナの形によく似ていますが、これは全く違ったものだという。これ程大きくなる植物でこれほど柔らかな物は他にないのではないか…?10cm?20cm径の物も手鎌で一気に倒すことが出来ますが、切った瞬間水があふれ出てきます。これ程、水分を含んだ植物も心当たりがない…茎は煎じて薬用として利尿、水腫、脚気などに効くという。勿論、あの縦に強い繊維は色々な織物になっているとも言う。昔からお盆の行事に、精霊棚を作って先祖の霊を迎える習慣がありますが(最近は段々と減ってきた)特に初盆の敷物としてこの芭蕉が使われてきたようですが、その所以がわからない…。これは単にその葉が広くてみずみずしいからなものか…?芭蕉は中国が原産だけに何かの謂われがあるのか…?さて、御仏様を迎え、そして送る慣わしの盆も終わり、夏休みも残り少なくなりました。夏休みには普段あまりない時間帯に子ども達の元気な姿や賑やかな歓声が聞こえると、周囲までもが明るい雰囲気になるものです。夏休みに入って間もない7月27日に、子ども議会が開催されました。小中学校の児童生徒の皆さんが純粋な気持ちで、しかも現実をしっかりと見つめての質問に、答える方もたじたじの場面もありました。そして、僕は、私は今からしっかりと勉強し、諸塚村内で、病気で困っている人や高齢者の皆さんの為に医師になって帰ってきてがんばりたいという意見がありました。聞いている人たちにも何か、ほのぼのとした明るい希望を与えてくれました。是非、がんばってもらって目標を達成してほしいと思っております。また、これに限らず次の世代を担う子ども達も減少の傾向にあります。我々大人がそして、社会全体で支え合い励まし合い、子ども達の心豊かな健全成長を期待したいと思います。