ブックタイトルm14_20120704145325_morotuka_k_h2403

ページ
5/16

このページは m14_20120704145325_morotuka_k_h2403 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

m14_20120704145325_morotuka_k_h2403

諸塚商店街まちづくり特集第5回これからのまちづくり今月のまちづくり特集には諸塚村商工会長中田政雄氏、諸塚村婦人連絡協議会長藤崎幸子氏からご意見をいただきました。これまで取り組んできたまちづくりについてやなつかしい商店街の様子などに触れられています。水防災とまちづくり平成17年9、月の台風十四号による未曾有の被害を受けてから早くも7年と5ヶ月が過ぎた今日、安心、ノ安全な住まいと地域、そして商店街の再生を願い村行政や議会を通じて要望した結果、宮崎県が事業主体である耳川土地利用型水防災事業が採択され、本村の中心地である商店街の嵩上げ工事がかいしされて二年目を迎えました。国道の仮橋や、耳川沿いの本通りの護岸工事も出来上がり、家屋の取り壊しも進められ本格的工事が日を追って進められています。工事に先立ち、諸塚村商工会においても平成20年19月29日補助を組み入れて立ち上げ、平成21年11月11日にまちづくりビジョン策定委員会を村のに当時、商工会副会長の私が委員長を任せられ、日向土木事務所に、タイミング良く本村出身の山崎芳樹所長が就任されておられ、委員会全員で要望書を携え、陳情活動を行いました。平成22年6月からは、中本洋二氏が委員長に就任をし、宮崎県と諸塚村からまちなか再生支援事業の補助を受け、仮店舗の移転先マップや統一した看板の作成、各組合逃散を通じて、村民の皆様にもご協力いただきましたアンケート調査や、先進地の視察研修と地域再生アドバイザー短期派遣事業等を実施いたしました。工事完了後に自分たちがどういったまちに住みたいか?みせづくりや外観はどうしたら喜んで来てもらえるか?国道327号線の改良促進がなされ、椎葉観光の途中下車も視野に入れた「森の駅」構想など、これからも会を重ねながら全体の工事工程に遅れることなく詳細な事柄についても協議し、会員はもとより村民の皆様にも今まで立ち寄りやすく、親しまれる会館づくりにつとめていくことはもちろんであります。まちづくり整備方針の目標は「全村森林公園、諸塚」の玄関口にふさわしい交流空間、商業空間、を形成し地域住民や来訪者への癒やし、もてなしの出来る場所を創造するとともに、地域の元気を取り戻す、活気ある商店街の再生を図ることが目的であります。また、ふるさと諸塚の活力の発信地にもなるべき事を、関係する総ての人たちが認識をし、取り組んでいくならば、この事業は必ずや成功すると確信しております。村民の皆様方には工事期間中、大変のご不便をおかけいたしておりますが、是非とも引き続き地域の商店をご利用くださいますようお願いを、申し上げます。もろつかまちづくりに思う諸塚村商工会会長中田政雄今、諸塚中心部を通るたびにこの水防災事業の工事が終わったら諸塚商店街はどんな商店街になるのだろうか。村内、外のみんなが思うところです。思い起こせば、私が昭和46年に諸塚村に嫁いで、昭和が19年間、平成が23年間と今まで42年間諸塚村民として暮らしてきました。人口について調べてみますと昭和49年には、5,636人だったのが、昭和59年には3,872人。19年間で1,764人の人口減少があったようです。当時は、地場産業も建設業も盛んな時で、健康であれば仕事はたくさんありました。諸塚商店街も耳川沿いと立岩川沿いにお店が多く建ち並んでいました。当時は、電気店、金物店、食料品店、酒店、写真館、家具店、衣料品店、学用品店(新聞販売店)、散髪店、美容室、薬局、旅館、食堂、喫茶店、ホルモン屋、スナック、パチンコ店など多くの店舗がありました。今のように、車も少なかったが、買い物だけに日向まで行くことはありませんでした。私もよく諸塚商店街に買い物に行った事を思い出します。平成の時代になって、景気低迷、就職難による人口流出、など厳しい社会現象の中で商店がひとつ、ふたつとなくなりました。気がついたらいくつものお店がなくなり、本当に寂しい思いがした事がありました。時代の流れに逆らうことは出来ませんが、そんな中で、苦難を乗り越えてきた諸塚人のがんばりが村を支えてきたのでしょう。中でも商店街を守り続けた方々のご苦労が、村民の生活の一部を支えてきたのではないでしょうか。そして17~18年の台風災害により、今回の水防災事業がみんなが気にかけているところとなっております。新しいまちづくりが、今始まっています。多くの課題(人少、高齢化など)を背負ってのまちづくりです。私たち村民一人一人は、共存、共生の精神を持って高齢者にやさしいまちづくりを応援しています。口減婦人連絡協議会会長藤崎幸子