ブックタイトルm13_201310080000_hyuga_k_h2510

概要

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エサをあげたり、近づいたりしたら、ダメだよ！3 2013.10野生サルの目撃情報は、今年の７月15日以降、財光寺地区で相次ぐようになります。この事態を受け、市は８月８日「サル対策緊急会議」を開き対応を協議しました。人への被害が相次いで発生したことから、８月31日には「野生サル被害対策本部」を設置。市の総力をあげて対策を講じることとしました。今回、度々目撃されたサルは、警戒心がとても強く、棒などを持った大人や複数の大人の前には姿を見せませんでした。また、出没場所へ罠をしかけても捕獲できませんでした。その一方で、毎日のように人を襲い、かみついて怪我を負わせました。８月28日の最初の人的被害発生以降、対策本部では被害発生状況や寄せられた目撃情報などをもとにサルの行動パターンを分析。サルの現れそうな場所を中心に、地元の消防団や関係機関の皆さんとともに24時間の警戒態勢をとりました。このような対策にもかかわらず、サルによる人的被害は増え続け、最終的には18人の被害者が発生してしまいます。対策本部は、これ以上の被害の拡大を防ぐため、９月８日に「追い込み捕獲」を実施しました。当日は、午前６時過ぎから５７９名が参加して捕獲作業を実施。市民の皆さんのご協力をいただき懸命の捕獲作業を続けましたが、サルは姿を現しませんでした。９日午前８時過ぎ、塩見地区でサルの目撃情報が寄せられたことを受け、急きょ前日と同様の捕獲作戦を実施しました。前日の経験を生かした、素早い捕獲体制が整い、民家への追い込みに成功。11時10分、ついに「かみつきサル」と思われるサルを捕獲することができました。今回、野生サルにより被害を受けられた市民の皆さんにお見舞い申し上げますとともに、被害防止や捕獲作業にご協力いただいた多くの関係機関、市民の皆さんに深く感謝申し上げます。一連のサル被害は沈静化していますが、近隣の山中には多くの野生サルが生息しています。引き続き、十分な警戒と被害防止に向けた取り組みにご協力をお願いします。問林業振興課林業土木係（?内線６１８４）1サルにエサを与えない餌付けをすると人間を怖がらなくなります。2サルにエサを見せないゴミや未収穫野菜なども立派なエサになります。3サルに近づかない近づいたり見つめたりすると襲われることがあります。4サルに出会ったら追い払う追い払う時は、ロケット花火が有効です。市は対策本部を設置し対応学習能力の高さが捕獲を困難に連日連夜におよぶ24時間の警戒態勢９月８日追い込み捕獲実施緊急包囲網で「捕獲」今後の対策にむけてサル対策心得