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概要

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▲人がまちをつくるHuman寒い冬にこそ、きらめく星を楽しもうHuman人がまちをつくる遥かなる宇そ宙ら。銀河に思いを馳せて?。M78星雲は、オリオン座の3つ星のすぐ左上にある散光星雲。そう、あの有名なウルトラマンのふるさと。子どもたちの永遠のヒーローや、星座にまつわるギリシャ神話など、初めて聞く普段何気なく見上げていた星の話。次々にスクリーンに映し出される天体写真に、興味津々の子どもたち。日知屋児童センターで1月22日、小学校低学年を対象に開いたこども出張教室「冬の星座」。講師に招かれたのは、新生町で紳士服などの誂あつらえ、補正業を営んでいる甲斐秀男さん(64歳・高砂町)。近所でもその趣味を知る人はあまりいないが、実は隠れた天体マニアだ。天体観測に出掛けるのはいつも夕方、行き先は美郷町西郷区の深い山の上。闇が深く夜空が暗い場所ほど、遠く弱い星の光が見えるので、絶好の観測場所になるという。愛用する特殊な天体望遠鏡は、12センチの大口径で200倍と高性能。月面を見てみると、まるで飛行機の上から見ているような錯覚に陥るほど。さらに肉眼で見える明るい惑星のなかで、地球からもっとも離れている土星の環わまでも観測できる。子どものころから宇宙に憧れを抱き、星空にロマンを感じてきたという甲斐さん。友人のすすめもあって、今回思いがけず子どもたちに星のことを話すことになった。「子どもたちはもっと外へ出て、いろいろなことに興味を持ってほしい。そのきっかけの一つになれば」と笑顔。南の夜空に目立つ3つ明るい星を結ぶと大きな三角形ができる。これが「冬の大三角形」。冬の澄んだ空。たまにはゆっくりと星空を見上げ、広大な宇宙の神秘を感じてみては。※写真は合成。天体写真と星座図は整合していません。ベテルギウスリゲルアルデバランカペラポルックスレグルスプロキシオンシリウスカノープス冬の大三角形オリオンおうしぎょしゃふたごししこいぬおおいぬおおぐま北極星りゅうこぐまケフェウスカシオペヤペルセウスペガススさんかくくじらエリダヌスうさぎともうみへびおひつじうお2011.2 12