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概要

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「社会の役に立つ人に」りほ本庄小6年菊池莉歩さん私は欲張りです。小さい時から、「お花屋さんになりたい」「ケーキ屋さんもいいな」と、なかなか一つの仕事に決められませんでした。三年生の頃から人の役に立つ仕事に、あこがれたまま六年生を迎えました。自分の将来の夢を調べてまとめる学習の時に、悩みながら最後に決めたのが、「新聞記者」か「放送記者」です。私は、五年生の時から放送委員会に入っています。給食時間の終わりに、放送の感想を言うのですが、五年生の頃は短い感想でも紙に書いて放送しないと不安でした。しかし、六年生の今では頭で考えながら放送できるようになり、自分の言葉で真実を伝えられる記者に興味を持つようになりました。私は、自分の将来の夢である人のために役立つ新聞記者や放送記者になるために、計画性を身につけ、事前に物事をよく考え、自分の決めたことやルールを守っていきたいと思います。私は、いつの日かきっと、社会での出来事を自分の目で取材し、たくさんの人々に自分の言葉で真実を分かりやすく伝えられる新聞記者や放送記者になるために努力していきます。「夢に向かって」八代小6年笹森なつきさん私は今、将来は獣医になりたいと強く思っています。それは、ある人との出会いがきっかけでした。私の家は、肉用牛を育てる仕事をしています。昨年、父の育てている牛が病気になりました。肺炎でした。やがて獣医さんが駆けつけ、毎日遅くなるまで懸命に、治療をしてくださいました。私にとって牛は、家族のような存在です。牛の苦しさを気遣いながら、寄り添い治療される獣医さんの姿が、私にはとても印象的でした。一週間が過ぎる頃、ようやく牛は回復し、獣医さんはとても嬉しそうでした。私は、獣医になるために三つの大切なことを見つけました。一つ目は、思いやりです。いくら技術が高くても、動物の気持ちを思いやる事ができなければ、動物は苦しいままかもしれません。二つ目は、動物と触れあう事です。三つ目は、勉強する事です。私は、人間と動物との言葉の壁を乗り越え、動物と家族・友達のように関わりながら、一つでも多くの命を救いたいと夢見ています。獣医さんとの出会いから見つけた夢に向かって、三つの事を大切にし、努力していきます。「夢」ひろき森永小6年村岡大騎くん(ステージにて歌を発表)いかがでしたか。今、どんな気持ちですか。僕は歌を聞くと、とてもいい気持ちになります。歌っている時もいい気持ちになります。僕の将来の夢は、歌手になることです。歌手になりたいと思うようになったきっかけは、六年生の一学期の音楽の時間の事でした。先生が、「この歌を一人で歌う勇気のある人はいませんか。」と言われました。僕は、「はい」と手を挙げて、みんなの前で思い切り歌いました。クラスのみんなは手拍子をして、笑顔で聞いてくれました。僕の声は、職員室や校長室にも届いていたらしく、校長先生にもほめてもらいました。僕は、飛び上がりたいくらい嬉しくなって、心から歌手になってみたいと思うようになりました。歌には不思議な力があります。歌は勇気も与えてくれます。僕の歌声でたくさんの人を楽しませたり、勇気づけられたりできるような歌手になりたいです。そして、いつの日か大きなステージに立って、歌の力でみんなをもっともっと元気にしたいです。「私の夢」ほのか木脇小6年盛田帆夏さん私の夢は、看護師になることです。その理由は、「人の命を守るために何かをしたい。」という思いが、幼い頃から私の心の中にあったからだと思います。また、私には、看護師になりたいという夢が生まれた二つの出来事があります。去年の夏、私は母から、自分が生まれる時のことを聞きました。母は、「切迫流産」「切迫早産」の危機が何度も訪れて入退院を繰り返し、私も心臓の音が弱くて、とても危ない状況だったそうです。母は、緊急で手術をすることになり、無事生まれてきた私を見て、涙を流して喜んだ事や、病院で働く人たちの様子を詳しく教えてくれました。母の話を聞いて、命は、お医者さんや看護師さんたちの支えがあって誕生するものだと強く感じ、看護師に対する尊敬やあこがれの気持ちが強くなりました。二つ目は、最近いとこが生まれて、すぐに大きい病院に入院してしまいました。看護師さんが、小さな赤ちゃんの大きな命を助けるために、必死に頑張ってお世話をする姿が、きらきら輝いて見えました。以上が、看護師への夢を描いた二つの出来事です。私は、自分がやるべきことはきちんとやって、残り少ない小学生活を大切に過ごし、看護師という夢をつかむために、毎日努力を続けていきます。32014広報くにとみ2月号