ブックタイトルm10_201306030000aya_k_h2506

概要

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16aya style??????????????????????????????????【解説】生涯学習講座「短歌教室」講師／福原美江小森愛子さん（麓地区）ぬれ縁かウッドデッキか聞こえたり夫と息子の日曜大工大工道具や木材を整えて作り始めた日曜日。さてどっちなんだろうと会話をしつつ段取りを決めている父と息子を見守っている作者。日差しが注ぐ庭先でのあたたかい家族の風景。中村桂太郎さん（揚町地区）新緑の融けて滴るごとき道真白きシャツにみどり泌むらむ木木の緑が融けて滴る道といえば、滝の多い山道を連想する。白いシャツにもみどりが融け込んでいる空気や飛沫が沁みこんでいることよ。新緑を仰ぎながらの足取り軽やかなウオーキング。【解説】生涯学習講座「俳句教室」講師／本村蠻二村展彦さん(揚町地区)白よりも濃き色ありて花辛夷桃や桜などに先がけて咲く花は外にもあるが、いちばん見事な花姿は辛夷だろう。梢を高々と無数の白い花が飾る。素朴で清潔。「白よりも濃き色」の観入が秀抜。豪勢な光景。年森豊治さん(麓地区)行く春を車椅子押し家族過ぐ一家に体の不自由な人があるのである。その人が高齢者なら、幼い孫たちも交えた家族が談笑しながら通り過ぎる、幸せそうな眺め。「行く春」という駘蕩とした気分にやさしさが滲む。◎このコーナーでは、綾町内で開催されている「町公民館生涯学習講座」「自治公民館生涯学習講座」の作品を紹介しています。