ブックタイトルm08_201406230000_tsuno_k_h2606
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災害につよいまちづくリ高めよう防災意識【防災資機材交付式】防災意識が高まる中、各地区で自主防災組織を立ち上げています。その中から先駆けて、下浜、岩山、中町、藤見地区にメガホン・担架・発電機・リヤカーなどの防災資機材と倉庫の交付が3月20日下浜地区でありました。高田自治会長(中町)は、「機材を利用して、助かる人を少しでも多くしたい」と話しました。「下浜避難路渡り初め式」3月31日、津波の影響を危惧する下浜地区に二つの避難路が完成し、渡り初め式を行いました。避難路確保に際しての土地提供者、地区民、関係団体、行政などが参加し、龍雲寺の吉田住職と共に安全祈願をしました。疋田自治会長は、「待ち望んでいた道路が完成しました。訓練を繰り返し、避難路を活用し、自分の命と要援護者を守ります」と話しました。(長さ128・5m幅2m誘導灯3機設置)【避難訓練】5月25日、「震度7の地震発生、大津波警報発令」を想定し避難訓練を行いました。下浜、福原尾、岩山、黒萩・丸溝、湯の本地区住民、消防団など407人が参加しました。今回の訓練は、避難経路及び避難場所等の確認が目的。地震発生の放送後、各地区で設定した避難場所に避難し、班長が人数確認を行いました。その後は各地区で、心肺蘇生法、消火器の取り扱い方、DVD鑑賞などを実施、災害に備えました。消防団は、地区民の避難誘導や町全休で通信訓練を行い、通話可能距離の確認をしました。河野副町長は、「生存者の90%は自助と共助だと言われています。自ら身を守る、地域で守るという意識を持ち、家庭でも備えを万全にしてください」と話しました。○訓練の重要性について南海トラフ巨大地震が発生した場合、約20分で津波が到着します。海岸からより遠くに避難するためには、避難を開始する時間を早くして、移動時間を長くすることです。そのために必要なのが、準備と訓練です。普段から非常持出用品を準備しておくことと、何回も訓練をすることにより、避難行動に慣れて準備や避難の時間を短縮することが重要です。訓練でやれないことが、実際の時にやれるはずがありません。これからも訓練を重ね、より早く、より遠く(高く)に避難できるようにしてください。○自助・共助について大規模な災害時、公助に至るまでの間、まずは自らが生命や財産を守る自助、そして自主防災組織などの共助、が重要になります。自分の命は自分で守るという気概を持ち、日頃から隣近所と仲良くして共助の基盤を作ることが大切です。