ブックタイトルm07_201310080000_kawaminami_2510
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川南の「ド根性」異彩を放つ歩道の大木十号線から黒坂交差点を南東へ折れ、しばらく進むと、遠目からでも異彩を放つ大木が見えてきます。更に近づいてみると、その木はなんと、歩道の真ん中から生えています。近所に住む親子2人によると、この大きな「タブノキ」は、今から60年ほど前にこの付近に用水路ができたときにはすでにあったそうです。2人は、「良い目印になっちょっとよ。あっちゃならんけんあっておもしろいよね。田んぼが影にならんから幸い。」と話します。地元の人々が一休みできる日陰をつくってくれることや、その当時に良い木は残そうという考え方があったことから、歩道は木の周りを半周するように設置され、木は残りました。この木は、これからも地元の名物として親しまれ、隣の道を初めて通る人を驚かせます。地面に刺さった太い幹は、地中で息づく丈夫な根を思わせます。