ブックタイトルm04_201407100000_rediscovery
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稲荷社正面右に「けモの一サい」と書かれているのは、「獸一切」という意味と思われる。以前家床地区に祀られていたものが移設された。という信仰かおる。すなわち、一つの神に「山の神」と「田の神」の二つの霊格を見ている。農村では、春になると山の神が、山から下りてきて田の神となり、秋には再び山に戻る所も多い。このことから酒席などを断る時の男性が、「かみさん」など妻を比喩して使う。ら禍が起きないように女人禁制となっていた場山の神は女性と考えられていたので、嫉妬心か山の神山に宿る神の総称で、山神(やまがみ)という。なせてたのむ大師茶碑岩岡保吉氏の良き理解者であり、茶人の本多宗城氏とその一門の像である。81歳の時(昭和45年/1970年)、本多氏を偲んで大師堂に隣接して茶室を建設した。「撫でて頼む大師」という意味であろう。頭を撫でるとご利益があるのであろうか。像の前にあるのは、「三鈷杵(さんこしよ)」と呼ばれる仏教の法具のひとつ。弘法大師も中国の師から授かっている。