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概要

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高鍋東小学校司書副島玲子さんうれしそうに本を借りる子どもたちさまざまな分野の本にふれる機会を作る「読書ビンゴ」カード図書館の装飾などを手伝う図書ボランティアの皆さん高鍋西小学校司書永田美智代さん学校支援地域本部地域コーディネーター小夏美由紀さん子どもたちの本を読む意欲を向上させるカードまた、子どもたちに、たくさんの分野の本に出会ってもらうために、本を借りることがゲーム感覚で楽しめるような「読書ビンゴ」、クラスや家族で同じ本を読んで感想を書きあう「クラスみんなdeリレー家読(うちどく)」などに取り組んでいます。学校司書の副島さんは。「図書ボランティアの皆さんに協力していただきながら、魅力ある図書館づくりを行っています。これからも子どもたちの学習がより充実するよう、図書館の整備に力を注いでいきたいです」と話してくれました。子どもたらが親しみをもって足を運んでくれるような図書館にするために、子どもだちから図書館の名称を募集したり、図書ボランティアの皆さんと一緒に、季節に合わせた装飾を入口の壁にするなど、学習の場だけではなく、子どもたちが喜ぶ図書館をつくりたい高鍋西小学校憩いの場にもなるような図書館づくりを行っています。また、ポイントが溜まると、もう一冊借りられるカードを作ったり、たくさんの本を読んだ子どもを表彰するなど、読書意欲を高める取り組みも行っています。学校司書の永田さんは、「子どもたちが、興味を持って来てくれる図書館にするために、本の充実はもちろんですが、展示物を増やしたり、おすすめコーナーを設けるなど、子どもだちと一緒に楽しめる図書館づくりをしていきたいと思います」と話してくれました。本を読むと、自分で体験していなくても、本の中で想像力を広げて感じることにより、いろいろなことが学べるうえ、豊かな人間性や強い心の成長も助けてくれます。子どもの年齢が上がるにつれ、本を読む機会が減ると言われていますが、学校へ読み聞かせに行くと、子どもたちが本の世界に引き込まれて、真剣な顔で聞き入っている姿が見られます。そんな姿を見ると、私たちお喜びを感じます本。は、人生の支えになります。ぜひ、幼いころから、たくさんの本に出会ってください。町内で長年、本の読み聞かせボランティアなどを通じて、学校図書館づくりに尽力する小夏さんに話を聞きました【取材を終えて】情報化社会と言われる現代。日常生活の中でも、さまざまな情報の収集や通信・伝達などに時間を費やすことが増えています。しかし、インターネットや携帯電話などにはない魅力が、本にはあります。それは、活字を読み込むと想像力や思考力が働くうえ、感性や表現力なども育ててくれるところではないでしょうか。「知の宝庫」と言われる図書館。すてきな本と出会うために、ぜひ図書館を利用してください。子どもたちが、毎日楽しく足を運んでくれるような明るい図書館づくりを行うだけでなく、子どもたらが調べたいこと、知りたいことの資料をそろえるために、蔵書の分野を広げることにも積極的に取り組んでいます。子どもの読みたい希望を叶える図書館でありたい高鍋東小学校子どもたちに本の素晴らしさを伝えるために魅力ある「学校図書館」づくりを行っています今年三月、第五十九回全九州学校図書館コンクールで高鍋東・西小学校が同時に優秀賞を受賞しました。これは、県内で三校の受賞のうち二校が高鍋町という素晴らしいものです。両校で連携を取りながら、魅力ある学校図書館づくりに励んだ結果、児童が積極的に図書館へ足を運ぶようになり、児童一人当たりの貸出冊数は、二年前と比較すると倍増しました。ここでは、子どもたちが楽しく本とふれあえる「学校図書館」を紹介します。