ブックタイトルm04_201405150000_takanabe_k_h2605
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本と出会える場所図書館へ行こう情報化の発達に伴い、本などの活字に触れる機会が少なくなったと言われています。高鍋町では、本の魅力を一人でも多くの人に知ってもらうために、さまざまな取り組みを行っています。高鍋図書館司書永井千香子さんお茶を飲みながら、ゆっくり本を楽しむことができる近年、インターネットや携帯電話などが普及し、いつでも、どこでも気軽に映像を楽しんだり、情報を得ることができるようになりました。このような環境の変化が、特に子どもから若年層にかけての活字離れに、大きく影響していると言われています。全国学校図書館協議会が毎年行う「読書調査」の昨年の結果では、一ヵ月間、まったく本を読まなかった子どもの割合は、小学生が5・3%、中学生が16・9%、若年層に広がる活字離れの現状町立高鍋図書館は、初代町長である柿原政一郎氏の尽力により昭和三十年に開館しました。その後、昭和五十三年に新築し、現在に至ります。高鍋図書館には、図書が約六万冊、古書・古記録(明倫堂文庫)が約二万冊所蔵され、町民のもっとも身近な社会教育施設として活高校生が45・0%となっており、年齢が上がるにつれ、本を読まない傾向が進んでいることが分かります。図書館を利用しよう用されています。また、高鍋図書館が所蔵していない本は、県内の公立図書館から取り寄せ、貸し出しすることができます。このシステムを利用すると、本を探しに遠くまで足を運ぶ必要がなく大変便利です。高鍋図書館では、子どもたちに本の楽しさを伝えるために、本の読み聞かせ会牽小学校高学年以上を対象にした朗読会なども行われています。忙しくて本を読む時間がない方も、時には図書館に出かけ、ゆっくり本の世界に浸ってみるのもよいのではないでしょうか。私たち図書館の職員は、カウンターで本の貸し出しなどを行うだけでなく、利用者の皆さんからは見えないところで、さまざまな業務を行っています。皆さんが、読みたい種類の本々探している本がすぐに分かるように本棚を整理したり、どんな本に興味や関心があるか、利用状況を分析して新刊をそろえたりするなど、館内で気持ちよく過ごしてもらえるための朧境づくりを行っています。また、利用者の皆さんに自分の好きな分野の本だけでなく、さまざまな本に興味を持ってもらうために「特設コーナー」を設けたり、季節に合わせた本や私たちが皆さんに読んで欲しい本をそろえた「こだわりコーナー」なども設置して、図書館に来て喜んでもらえるような取り組みも行っています。そのほか、図書館が憩いの場所となるように、毎週水曜日の午後には、お茶のサービスも行っています。本に関する相談やおすすめの本など、どうぞお気軽にお尋ねください。