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概要

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食べることは生きること特集皆さんは食事の前に「いただきます」を言っていますか?「いただきます」という言葉には、食事の前にするあいさつ以外に、たくさんの意味が込められています。「いただきます」という言葉の意味を一緒に考えてみませんか。町立わかば保育園青組の子どもたち食べることの意味「いただきます」を伝えよう時代とともに変化した食生活この春、入学や就職、そして引っ越しなどで身の回りの環境が大きく変わった中、新生活をスタートした方も多いのではないでしょうか。忙しい毎日を元気に過ごすためには、食べること、つまり食事は欠かすことができません。食事は、私たちが生活する中で、健康な体を保つために必要な栄養を補給するためのものであることはもちろんですが、心の健康にも大きく作用しています。例えば、食卓を囲んで楽しく話をしたり、おいしいものを食べて疲れを癒すことによって、ストレスの解消や心の安定を得ることができるのです。が溢れ、食べることに不自由のない時代となりました。食卓からは季節感が薄らぎ、家族団らんの会話も減り。「食」について学ぶ機会が減ってきてしまったのではないでしょうか。「いただきます」という言葉には「食事をいただきます」のほかに「命をいただきます」という意味も含まれています。四年前、口蹄疫によって多くの家畜が殺処分されたとき「命をいただく」ことの意味を深く考えさせられました。高鍋町では『住民参画による快適で美しいまち「たかなべ」?子どもがにぎわうまちづくり?』(第五次高鍋町総合計画)を実現するために、すべての町民が生涯にわたって、生き生きと暮らすための取り組みが進められています。その生活の基礎となる「食」の大切さを伝えるために、今年四月「第二期高鍋町食育推進計画」が策定されました。その計画の中で、食育推進の基本理念である「笑顔でいただきます!」には、食事を準備してくれた人に「ありがとう」の気持ちを、そして命の恵みに感謝する気持ちを伝えようというメッセージが込められています。私たちを取り巻く「食」の環境は、時代とともに大きく変化しています。かつて食べ物が貴重だったころは、地域の風土を活かした農産物今季節ごとに身近で採れる山菜や海藻などを食べることにより、知らないうちに食の大切さを学んでいました。しかし、「飽食の時代」と言われるようになった今日はどうでしょうか。いつでも、どこにでも身近に食べ物