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概要

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(西都市計画)健康日本21楽しく・ふれあい・ささえあいわが国では、戦後の医学・医療の進歩や社会環境の改善に伴い、平均寿命が著しく延び、世界有数の長寿国となっています。死因となる疾病の構成は大きく変化し、がんや循環器疾患などの生活習慣病が増加しています。さらに認知症や寝たきりなどの要介護状態の人が増えたことで、生活の質が低下し、深刻な問題になっています。そこで国は、平成1年に「健康日本21」(健康づくり10か年計画)を策定しました。この計画は、1早死の減少、2健康寿命の延伸、3生活の質の向上を目指した国民主体の健康づくり運動となっています。本市でも、国の「健康日本21」や県の「健康みやざき行動計画21」を受け、平成16年度に『「健康日本21」西都市10か年計画「えがおで元気に健康さいと」』を策定しました。この計画は、市民の皆さんが楽しくふれあい支えあう、明るく元気な西都市をイメージして作られました。この10か年計画も折り返しの時期を迎えました。今回、中間評価を行い、その結果をもとに計画を見直しました。今回の見直しでは、当初策定時と同じ内容のアンケート調査を行い、結果を比較しました。また新たに市民を対象としたフォーカスグループインタビューを実施しました。このインタビューでは、ーグループ5?6人を対象に、30分程度、それぞれの思いを聞き取りました。その結果、皆さんの「思い」を広く反映させた計画となっています。まず、皆さんの思いに寄り添い、健康づくりの大きな5つの柱を立てました。それぞれのキャッチコピーは市民の皆さんが考えたものです。またこれらの目標を達成するために、・個人や家族ができそうなこと・みんな(地域)でできそうなこと・行政ができることの3つに分けて、それぞれの立場で健康づくりを盛り上げていくスタイルになっています。栄養「生き生き元気な楽々食」・身体にいい食べ物を楽しく食べる。・地元でとれた野菜を毎日おいしく食べる。・うす味の食事に慣れておいしく食べる。現状みそ汁や麺類の汁の飲み方、漬物の食べ方が改善され、減塩習慣が定着しつつある。また野菜を食べる人も増えてきた。牛乳・乳製品をしっかりとっている人は減少傾向にある。今後のさらなる展開」2014年評価2010年2004年項目70%60.8%59.6%味噌汁を1日1杯以下の人60%69.0%71.5%麺類の汁を半分以上飲んでいる人70%60.8%32.3%漬物を1日1皿以下にしている人90%85.4%83.7%野菜を食べるようにしている人60%48.8%55.7%牛乳乳製品を1日1本以上飲む人○個人や家族ができそうなこと●麺類の汁はできるだけ残す。●食事は腹八分目にし、ゆつくり食べる。●地元でとれる旬の野菜をおいしく食べる。●できるだけ手作りを心がける。●家族みんなで楽しく食べる機会を増やす。○みんなでできそうなこと●多くの人が参加できるようなヘルシー料理教室を開催する。●みんなで楽しく食べる場を設ける。●婦人会などが集まる機会に、地元の旬の食材を使った料理を持ち寄る。●専門家と連携して、正しい情報を提供する。運動「いい汗かいて身体イキイキ」・こまめに身体を動かし楽しみながら運動する。・自分に合った運動方法や運動目に里がわかる。・運動することに対して周囲の理解がある。現状運動しない人の割合が増えている。理由は「時間がない」が圧倒的に多く、次いで「長つづきしない」「足腰が痛い」「必要性を感じない」などであった。2014年評価2010年2004年性別年代項目40%29.3%28%男性30%21.5%18%女性代4 045%24.0%32%男性45%20.1%31%女性50代週2回以上運動している人の割合20%今後のさらなる展開22%18%BMlが25以上の人※∠」○個人や家族ができそうなこと●なるべく階段を使う。●買い物や近所の訪問などには歩いて行くように心がける。●日常生活の中で「ながら運動」(何かをしながら運動する)を心がける。●ウォーキングなどの有酸素運動やスクワットなどの筋力運動を実施する。●運動の量や強度は体調に合わせて○みんなでできそうなこと●運動を楽しむための仲間づくりをする。●運動するときには、他の人にも声をかける。●地域活動に参加するときは歩いて行く。●健康運動についての講演会や研修会を開催する。s