ブックタイトルm02_2014021010000_miyazaki_k_h_o2602

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概要

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46ヶ月以内4.5%不明5.5%6ヶ月~1年10.9%1年~2年12.7%2年以上66.4%2年以上66.4%その他の認知症脳血管障がいによる認知症アルツハイマー病67.6%アルツハイマー病67.6%19.5%12.9%皆さんは、認知症のことを詳しく知っていますか。生活する上で、本人や家族が「年齢によるもの」と思うような日常の些細な変化が、実は認知症のサインかもしれません。認知症は、個人に合わせた治療法があります。少しでも気になったら、早めの相談や受診をお勧めします。「認知症」と「もの忘れ」一般的に認知症とは、さまざまな原因で脳の働きが悪くなってしまったり、脳の細胞が死んでしまったりしたために、生活する上で支障が出ている状態(およそ半年以上)を指します。つまり、病気によるものであり、単なるもの忘れとは違うのです。例えば、朝ご飯で食べた料理を思い出せないのは、単なるもの忘れ。朝ご飯を食べたこと自体を覚えていないのは、認知症の疑いがあります。認知症には種類があります認知症を引き起こす病気のうち、最も多い「アルツハイマー病」は、脳の神経細胞がゆっくりと死んで萎縮していく病気です。次に多いのが「脳血管障がいによる認知症」で、脳梗塞や脳出血、脳動脈硬化などにより脳の神経細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、一部の細胞が死んで、認知症となります。これらの病気は、その種類によって病気の進行速度や治療法が変わってきます。最も重要なことは、病気の早期発見・早期治療に努めることです。「ためらい」が及ぼす悪循環自分は認知症かもしれないと自覚しても、恥ずかしいから受診をしたくない。また周囲の人は「様子が変だ」と気付いても、本人を気遣ってそのままにしておく。そうした行動は、結果的に認知症の症状を悪化させてしまいます。右のグラフからも、本人や家族が症状に気付いてから受診するまでに、相当な期間がかかっていることがわかります。早く相談し、受診していれば対処法もあったのにと、後悔する場合も多いのが現状です。認知症は、今や国民病ともいわれていて、誰が発症してもおかしくない病気なのです。ためらうことなく、早めに家族や医療機関へ相談するようにしましょう。○認知症の種類○症状に気付いてから受診するまでの期間認知症を知ろう【問い合わせ】長寿支援課緯21-1773