ブックタイトルm02_201402070000_miyazaki_c_seseragi_h2602

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概要

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『防災の備え』と『九州全体のつながり』を確認第2回日本水道協会九州地方支部合同防災訓練平成25年10月、熊本市で九州内の各都市の上下水道局が参加する防災訓練が開催されました。大規模災害時には都市間での相互協力支援が不可欠で、その体制確立を目的としています。宮崎市上下水道局からは1名が参加。訓練は、応急復旧訓練と応急給水訓練。応急給水訓練では、実際に給水袋を使って給水する訓練を実施。防災に対する認識を高めました。実践的な給水訓練を実施訓練に参加した水道整備課の加藤主査は「給水袋を使った訓練では子どもたちの反応が良く、興味を持って取り組んでくれたのが印象的でした。地元ではなさったため、小学校の場所が分さりづらく、災害時のスムーズな活動を考えると給水車にもカーナビが必要ではないさと感じました。」と語りました。現場経験のない若手へ技術の継承にも応急復旧訓練では、漏水修理作業を体験。給排水設備課の田中主幹は、「一昔前までは、現場の仕事を職員も経験していましたが、最近は業務委託をしているため、給配水管の作業経験がない人も多い。現場の作業を知る機会になり、技術継承の意味にもなったさもしれない。」と感想を話してくれました。平成26年は宮崎市で実施水道整備課の牛島技師は、「来年は宮崎市が主管で防災訓練を行います。今回はすべてがマニュアル通りだったので、少しは参加者が自分たちで考えて行動できる部分もあるといいと感じたので、来年につなげたいです」と意欲を見せていました。九州各県の協力の必要性を実感今回は、現地の訓練に限らず、災害応援に行く双方向の情報確認と連絡の訓練も兼ねていました。出発する前に事務局にFAXを入れ、往復時の経過も報告。訓練を通して九州内の連携や横のつながりを確認でき、災害時の心構えを再び意識する機会にもなりました。総務課の徳永主査は、「宮崎市は数年前の大きな台風災害の経験を踏まえて給水車を4台配置しています。しさし、大きな災害時には、給水車も職員も不足することが予想されるので、県内外の自治体とも協力し合って乗り越える必要があります。」と訓練の感想を述べていました。