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概要

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明倫堂創設に当たり、種茂はみずから筆を執って学校創設の趣意と教育の目標を示す「明倫堂記」を作り、これを板額として藩校に掲げさせた。漢文で記した貴重な資料で町指定文化財になっており、町立図書館所蔵。切偲楼寮法板額城勇雄、森宣著の進言によって、明倫堂に寄宿舎が設けられた。嘉永六年(一八五三)のことで切偲楼と呼び、明倫堂の教育に一層の効果を上げた。寮法は二二条からなる寄宿舎の規則で同年九月に板額として掲げた。町指定文化財で町立図書館所蔵。ホ明倫堂詩板額明倫堂に掲げであった漢詩の板額で、二枚一対の、いわゆる対聯の一枚。「落草春深鶴夢閑古崖道人」の文字があり、町指定文化財で町立図書館所蔵。右のほか張滋防筆の千歳亭額、秋月種英筆万歳亭額、秋月種樹筆吟松旦品誠実(号は梅瀬)筆美々一律架橋を論ずる文額があり、いずれも町指定文化財で町立図書館所蔵。町内には書画の優れたものが少なくないが、私蔵のも書画類のについては調査も資料もじゅうぶんでないので町立図書館所管のものなどから主な作品を次に記す。楼額、1古香筆漢詩並びに梅花図託)秋月種樹筆秋月家所蔵(町立図書館寄化2古香筆漢詩並びに翁姐図託)秋月種樹筆秋月家所蔵(町立図書館寄文第3章古古呑呑筆筆梅竜竹頭図観対ご音幅尊像秋月種樹筆秩月種樹筆町立図書館所蔵町立図書館所蔵34上杉鷹山筆漢詩掛軸秋月種樹書画掛軸(絶筆)5町立図書館所蔵古呑筆山水図秋月種樹筆上杉鷹山筆漢詩町立図書館所蔵二代藩主種春室田町立図書館所蔵三代藩主種信書町立図書館所蔵秋月種樹(古呑)の書画は特にその数が多く、昭和三十五年日向日日新聞社編集の「秋月種樹公遺墨集」に一四二点が収録されている。町内西平原の安田家は高鍋藩に仕えた絵師の家柄で、同家に貴重な作品が保存されている。初代義成作の自画像、三代義貴作の不動明王図、四代甫行作浬撲図(称専寺所蔵)五代義門作白鷺図、七代守義作聖徳太子像(称専寺所蔵)八代守世作折衷和漢図などで県総合博物館で「安田李仲展」として一般に公開され好評を博した。旧藩時代以来の記録文書など貴重な資料が多く残っており、当町の文化財に指定されているものも6781011古文書・記録類