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概要

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教育と文化学校図書館については各校それぞれ設置されたが、専任の司書教諭が配置されず、東小、西小ではPTAの援助で司書事務担当者を置いた。後に町教委の補助措置もとられるようになったが図書室運営の上にこのような苦心と努力が長きにわたって払われたのである。理科室、音楽室、図画工作室、家庭科室、視聴覚室、技術室、資料室などの設置とその整備も着実に進められ、学習指導の改善の上に活用されている。三十三年の第二次学習指導要領によって、視聴覚機材の利用が強調され学習指導に常時活用するまでになった。四十年代になると教育機器が更に多様化し、VTR、OHP、LLなどが導入され学習指導の改善が進められている。小学三年社会科副読本「わたしたちの高鍋町」は、東小の矢野一弥教第7編頭を中心に編集、四十七年三月末町教委により発行、児童に無償で配布され、今日も改訂版が出ている。学校教育法(昭和二十二年三月公布)の第七十五特殊教育の発展条に、小中高校に特殊学級を置くことができる規定がある。精神薄弱者、肢体不自由者、身体虚弱者、弱視者、難聴者などを対象に普通学級とは別に学級を編成して、より適切な指導を行うものである。本町の特殊学級は昭和三十一年(一九五六〉四月、東小に精神薄弱者を対象として開設されたのが最初で、県内の先がけをなした学級の一つである。担任は河辺周矩教諭で、この年、特殊教育の県教委指定を受けた東小にあって研究の中心となり、翌年二月八日に研究公聞を行った。当日は県内各地から二四O名の参会者があり、数々の研究資料を提供した。三十九年四月に束中の特殊学級が開設され、四十二年四月からは西小に、四十六年度には西中に設置され、これで町内の小中学校はいずれも一学級の特殊学級を置くこととなった。四十九年四月、東小に言語学級と訪問学級が各一学級設置された。前者は言語障害を持つ児童を対象とし、後者は身体障害などのため登校困難な児童に対し教師が自宅を訪問して指導に当たるもので、本町の教育を更に深化し前進せしむるものであった。訪問学級は五十四年度から養護学校教育の義務制実施に伴い、該当児は養護学校に籍を移すことになったので、東小の訪問学級はこのときにその使命を終わった。特殊学級の入級については町教委のもとに就学指導委員会が設けられ、その資料を基礎に、保護者への説明が行われ、児童生徒の立場を考慮しながら慎重に入級の協議が進められている。五十六年四月から東小に情緒障害児学級が設置せられ、同校の特殊学級は三学級となった。948学校給食は日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を養うとともに、健康の増進を図り、明るい社会性を育成する教育活動である。昭和二十九年(一九五四)六月三日に「学校給食法」が公布され、学校給食の開設に必要学校給食の歩みな施設または設備に対し国庫補助の道が聞かれた。町内の学校給食は小学校から始まった。昭和三十一年十月、東小、西小ともに完全給食を実施した。東小は調理室そのほかの総予算一五O万円、調理婦六名、給食対象者は職員四四名、児童二、O一九名(同校沿革誌)であった。西小は学校給食総経費一一四万七、000余円(内訳町費HH六四万四、000円、国庫補助日五O万三、000余円)であった。両校ともパン、脱脂粉乳、副食物による完全給食で、土曜を除く週