ブックタイトルac_cho_0005-3_takanabe

概要

ac_cho_0005-3_takanabe

世高四百弐拾九石一現石十分之一家禄高七千九石五斗現米千三百拾三石壱斗三升五合右石高外諸雑税十分之一家禄ニ準ス近第4編金六百九拾両一支配地総絵図別紙ニ差出申候一支配地人口四万三千八拾四内男弐万弐千百五拾九女弐万九百弐拾五戸数八千九百八拾八一士族給禄適宜改革別帳ニ伺ヒ奉リ候一家令以下召仕候人員別帳ニ伺ヒ奉リ侯右之件々当月中取調可申上先般御沙汰付奉差上候明治二年巳十月高鍋藩知事(種段〉秩月従五位弁官御中高鍋藩文武職制戸口租税等調)f、、)通常の表記河原(川原〉162寛文四年四月秩月領覚岸ノ上扉回(平田)上之別府(上別府〉武生(瓜生)篠野別府(篠別府)六之坊(六郎坊)嵐田けい回とい松共元禄十一年日向国覚書カミエハウハエ)財部(高鍋〉上江市山シイキキシカミヒラタ椎木岸上平田カミノへウすトシコ上別府落子正徳元年高辻帳岸ノ上才脇(幸脇)嵐田潤田豊松共川原平田以上木脇きんとミ共六郎坊天保郷帳岸ノ上六郎坊嘉永七年九月京生(瓜生)平田川原(高鍋図書館蔵)木脇元嵐田村ノ内豊松田地震生(瓜生)峯ノ上(岸ノ上)六郎坊これによると、総高は表高の約二・六倍であり、四万三、O九五石が開発によるものである。江戸後期の農学者佐藤信淵がその著「経済要録」巻之二に、富裕な落として芸州を第一に挙げ、それに次ぐ藩のうちに高鍋を加えているのも首肯される。次に高鍋藩領の郷村高変遷一覧表(第3表)(1)(2)を掲げる。それぞれの資料の郷村名の表記が異なるところがあるので次に資料別に記しておく。