ブックタイトルac_cho_0002_takanabe
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然第三節は虫類と両生類自第1編は虫類は、生物進化の歴史からみると、ほ乳類と鳥類の母体ともいえる。かつてはすばらしい繁栄をみたが、現在では衰退してきている。次に両生類を含めてその主なものについて述べよう。。ァカウミガメ(うみがめ科)一体長は九五センチから一二0センチで、海岸への上陸は六月から七月、午後八時から午前三時ごろといわれている。砂地に穴を掘って産卵するのはよく知られている。昭和五十五年に県の天然記念物の指定地域が、今までの宮崎市海岸青島から高鍋海岸までの約二五キロに拡大されて保護が進められている。。イシガメ(かめ科〉い淡水産で池沼や流れの緩やかな川に住む。捕えて愛がんされることがあるが、今はあまり見受けない。。アオダイショウ(へび科〉・日本全土に住んでいる。ヤワタリとも呼び県内では最大のへびである。人家に接近して住み、卵、モグラ、ネズミなどを捕えて餌とする。小鳥、その。マムシ(くさりへび科)一毒へびとして知られ、頭は三角で胴が太く、尾部が急に細まる。卵胎生で夏から秩にかけて生まれる。必ずしも湿地のみでなく、比較的乾燥した耕地や河原など生息場所は広い。カエル、トカゲ、ネズミなどを捕食する。。トカゲ(とかげ科)日当たりのよい場所を好み、危険に遭うと尾を白切して難を逃れ、尾を再生する。双尾になる場合がまれにある。背面は赤褐色だが、幼時は美しい青藍色の部分が多い。北海道から九州まで分布している。。カナヘビ(かなへび科)一トカゲによく似ているが、尾が非常に長くしかも切れにくい。背面は褐色である。屋久島以北に普通にみられ北海道にも住む。32。ァマカエル(あまがえる科〉一北海道から九州まで広く分布する。通常は低い木や草上に生活する。体色を変える能力が著しい。夏の夜に光に飛んでくる虫を窓ガラスの上で巧みに捕食するのを見ることがある。。ウシガエル(あかがえる科)一最大のカエルで、水量の多い池や沼から大きい鳴き声が聞かれる。食用蛙ともいい、大正七年に北アメリカから帰化した動物である。最近は池沼の埋め立てのためか、声を聞く機会も少なくなった。年間二回産卵するものもあり、一部は翌年変態を終わって蛙になる。。ヒキガエル(ひきがえる科)一初夏の夕暮れにのっそりと農家の庭に出てきていたものである。け飛ばすと大きく膨れる。ワクドと呼ばれ、背面にいぼ状突起がある。本州中部以南、四国、九州全域に分布している。。トノサマガエル(あかがえる科)とも呼んでいる。-最も普通にみられ、タカシロビキ。イモリ(いもり科)一一年中水田や池など止水中や多湿な場所に住む。普通は動物質ならなんでも食べるが、繁殖期には雑食性となる。第四節魚類本町の内水面養殖業に取り入れてある魚種には、コイ・ウナギ・アユ