ブックタイトルac_cho_0002_takanabe
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然第四章動物自第1編海抜二二ハM川を最高地点とする本町には、特筆する動物は少ない。町内には鳥獣保護対策として保護区域が二か所、銃猟禁止区域が一か所設けられている。第一節乳類ほ近年、町内で捕獲された野生のほ乳類は、次の表のとおりである。昭和五十五年町内での狩猟獣このほかにコウモリ、モグ第9表捕獲数ラ、ネズミなどの小動物をあげることができる。ノイテタ動ウタヌ物サギチンキ名1冴20 2 1 5猟者数j甫33 2 1 10獲数。タヌキ(いぬ科〉-キツネと同じいぬ科の動物、雑食性で単独行動が普通、毛皮は珍重され、毛は毛筆の材料にもなる。(昭和五十五年狩猟獣捕獲報告書)0テン(いたち科〉タチに似ているが、ずっと大型、毛皮は優良で高級、肉食で夜行性である。イ。イタチ(いたち科〉一林のほか耕地や人家付近にも住む。雌維の体長の差が大きく、雄が大きい。早朝と日暮れによく活動し水辺を好む。毛皮は維に限ってミンクの代用として珍重される。日本州、四国、九州、佐渡、隠岐のみに分布、夜行性、穴を掘ることはない。単独性で生後二週間で独立するといわれる。。ノウサギ(うさぎ科〉30。コウモリの仲間・体毛が黒茶色のアプラコウモリ(ひなこうもり科)が多く、岩洞や朽ち木洞内に群居する。時として人家の屋根裏にも住み、イエコウモリともいう。このほかにキクガシラコウモリ(きくがしらこうもり科)もみられる。。ネズミの仲間一イエネズミの仲間としては、下水道や水辺を好むドブネズミと屋根裏に住むグマネズミがいる。ノネズミの仲間には、野外で作物などを荒らすアカネズミ、ハタネズミ、カヤネズミなどがいる(ねずみ科〉。第二節類息切小丸川河口周辺は、野鳥の繁殖や休息地として貴重な場所である。町内には野鳥の森(鵜戸神社)や、野鳥保護の家(石川正雄・岩村靖・内田忠雄の三家〉などが県の指定を受けたことがある。近年、本町で捕獲された鳥類の種類と捕獲数は、次の表のとおりである。(高鍋町・昭和なお、町内で観察できる鳥類について「高鍋の自然」五十二年)をもとにその主なものについて述べよう。。ツバメチドリ(つばめちどり科〉一ヒヨドリの大きさで、数羽から数十羽の群れをつくる。水田や海岸近くの草原を低く旋回して、キーリッ、キlリッと鳴く。昭和四十九年六月十日、小丸川において日本で初めて繁殖が確認された。その後、鳥取、福岡、高知でも繁殖