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概要

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地形・地質第2章地質別耕地比率及び耕地の酸性土壌分布酸性土壌91. 7%91. 4中性土壌8.3%8.6第3表第三紀層%3.6。9. 1%58.6層82. 1%37.8積f中岡鍋延守主TPヨロ89.710.330. 718.351. 0南日1957)であり、延べ五、000人を要し?oJh下村数馬元禄十四年(一七O一)十月着工、延べ二、九七五人を要した。。檎谷堤(宮崎県沿海地域の地理学的考察。雲雀山堤宝永田年(一七O七)月着工、延べ一、四一九人を要したこのほかにも、蛸の口堤・日置牧溜池・肥後牧溜池・羽根田、溺池・御茶屋池・中原溜池・耳切池など多くみられる。その中には地形をじゅうぶん活用して、効果的な貯水を行っている場合や、地形に恵まれず三方に堤を築いて貯水している場合など、第凶図に示すような例がみられる。。太平寺・畑田井手本町では最も古く規模も大きいもので、慶長十七年(一六二一)春完成、一八O町歩の回がかんがいされた。宮田川の上流太平寺村の裏山を、約五OM川をずい道として川水を取り入れたもの。。贋谷用水路明暦三年(一六五七)原次郎左衛門の建言によって始められ、木城蛇ケ淵から水を取り入れ、宿の坂を越えて通す大計画であり、明治四十五年(一九一二〉にようやく通水した。西都・新富・木城・高鍋の市町にまたがり一ツ瀬川と小丸川に挟まれた、七OU川から一四Oい川の台地は、火山灰土壌であり用水も不足がちである。したがって、耐干性作物に終わっていたが、日向灘沿岸の温暖な気候を生かした施設園芸(水田)、畜産(乳・肉牛)、野菜などを中心とした大型生産地化を目指すために、一ツ瀬川農業水利事業が進められている。牛牧原幹線水路七、四七OM川、茶臼原幹線水路一万一、五一OU川ほじようの工事が進められており、一ツ瀬川に水源を求めての用水補給と圃場整備や農道網などの整備される日も近い。昭和四十七年に着工され、昭和五十三年までの工期が、延期され今のところ昭和六十五年までに完成することになっている。耕地の特色を、地質別の比率で示したのが第3表である。本町は県北部にみられる中生層が欠け、南部にみられる第三紀層の割合も極めて少なく、洪積層が圧倒的に多い。耕地の酸性土壌分布をみると、県全体が酸性土壌分布が広い。県南で中性土壌が少し多くなっている。酸性土壌では作物の生育が一般に阻害され、土壌の改良が必要になるが、陸稲・水稲・ライ麦・甘藷・ジャガイモなどは、割合に強い作物としてあげられる。本町の海浜松樹林については、日向地誌に次のように海浜の利用述べられている。北蚊口浦より婦ノ内長谷に連なる長凡一里幅一町三四十間木数詳ならず聞大なるは五、六尺小なるは一、二尺大約官有に属す民有少しく雑るとあり、文字どおり白砂青松の壮観であったに違いない。今はマックイ耕地の特色19